◆「STARS」という“一番星”
『STARS』の表題トラックであり、「三代目JSB」の未来へのタスキをつなぐリード曲でもある「STARS」は、要するに「JAPAN HOT 100」チャートの頂点に輝いた“一番星”である。
彼らがこのチャートで前回首位を飾ったのは、2019年にリリースされた「SCARLET feat.Afrojack」だった。今市隆二の歌い出しから4つ打ちビートが刻まれる瞬間が耳にこびりついている。このビートはまるで夜空の星々のように広く散らばるかのようだ。
星の数だけいるアーティストの中、チャート首位にランクインした楽曲が、「STARS」というトラックタイトルを持っていることが、いかにも象徴的ではないだろうか。