Q.夏と秋のシーズンをまたいで着られるプチプラアイテムを教えてください!
まだ梅雨も明けていない地域もあるのにこんな話をするのも何ですが……。
この時期からはそろそろ秋を見据えたお洋服を、と思っています。秋を見据えた、といってもここ数年、とにかく残暑が長い日本。8月の終わりから10月くらいまでは、秋の気配はするけれど、とにかく暑い! 梅雨時期はカラッと晴れず気温も低いので、真夏アイテムが活躍できない日も多いですよね。
でも、お盆すぎには秋らしさを感じるアイテムを少しずつ取り入れたくなってきます。真夏アイテムの活躍時期というのは、実質1カ月あるかないかではないでしょうか。特に今年は梅雨時期が長いので、“夏真っ盛り”を感じるアイテムの活躍時期がいつもより短くなりそうな予感。
籠バッグやサンダルはセールでどんどん安くなってくるので、ついつい好きなものを買ってしまいそうになりますが、今からの購入おすすめアイテムは 「暑い秋にも違和感ない服」 です。
■ネイビープリントTシャツでマニッシュコーデ
今回私が購入したのは、ネイビーのプリントTシャツ(メンズ売り場で発見)。前回のコラムでデビューした「Mac-House(マクハウス)」で購入しました。プチプラショップというのは意外とたくさんあって、開拓するのも楽しみのひとつ。先入観と思い込みを捨てて入ってみると、意外な発見があるものです。
■デニムと合わせてシンプルに着こなすには?
まずはシンプルにデニムと合わせて。私は身長168センチ。メンズMサイズで気になるお尻がギリギリ隠れてくれます(笑)。
白のフォトTシャツは、春夏感が強いのですが、こちらはネイビー、しかもカーキ、ベージュがプリントに入っているので秋にも違和感なく活躍できる配色。色はいちばん簡単に季節感を出せるアイテムなので、特に残暑厳しく、素材で秋らしさを出せないときは色をうまく活用すると◎。
1.小物でメリハリをつける
太陽ギラギラ、耳をつんざくようなセミの声、の真夏の間はストローハット、ライトベージュのビニールバッグで涼しげに。
Tシャツ×デニムのシンプルコーデはシンプルすぎて苦手。でも、あれこれ装飾を入れるのが好みでない方は、紫外線対策のハットを少し大きめにするだけで、シンプルすぎる印象が薄れます。また、大きめハット×ボトムスの組み合わせは、メリハリがつくので実は着痩せ効果もあります。ハットが大きければその下が小さく見えてくれるのです。
2.ジャケットを合わせてみる
お盆を過ぎたらジャケットを羽織って。リネンジャケットは春夏アイテムですが、実際はお盆すぎても残暑は厳しくなかなか秋素材にシフトできないもの。袖があるものを取り入れているだけで真夏感が薄れるので、ちょっと羽織ってみたり、手に持って歩くだけで「実際の気温にも合わせた季節感」が出ると思います。
■ミリタリーシャツと合わせれば、即、秋っぽコーデに変身
もうひとつのコーデは、以前コラムでご紹介させていただいたGUミリタリーシャツと合わせたコーデ。購入したものはしぶとくじゃんじゃん着まわすタイプ(笑)。春に活躍したミリタリーシャツは薄手で、秋っぽさも出る色です。
本格的な秋にはもちろん、残暑厳しい秋にもぴったりな“冷房対策”アイテムです。トップスがカーキ×ネイビーと秋らしいので、ボトムスには軽さの出るアイボリースカートとサンダルを合わせて秋色×夏素材のミックスコーデに。サンダルもブラウンであれば真夏から残暑厳しい秋まで違和感なく履けます。
■トレンドライクなTシャツを、夏秋着回して
9月下旬なんて暑くてどこも冷房ガンガン! 秋らしいニットなんて着ようものなら汗疹になるくらい。
それでも空や空気は秋らしく、昼夜の気温差も出てくるので正直面倒くさい季節です。真夏から初秋までを快適に過ごせるTシャツだと思います。
フォトTシャツ、プリントTシャツは無地のTシャツと違って、真夏感が強いアイテム。秋冬には着まわせないと思いがちですが、色を選べば秋コーデにも使えます。長く暑い秋に着るアイテムを今からぜひ意識してみてください。
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