ジョシュア・バセット Photo: Annie Lesser for ImageSpace/Shutterstock
ジョシュア・バセットが、ファンからの心配の声に反応している。
きっかけは2月12日(日)、ディズニープラスの人気ドラマ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」で知られる俳優で歌手のジョシュア・バセットがとある教会で洗礼を受けたと報じられたことだった。
ジョシュアは昨年から、熱心なキリスト教信者であること、イエス・キリストを信仰していることなど、宗教的なメッセージをオープンに発信しており、自然な流れであると考えられる。
しかし、ファンが不安視したのは、彼が洗礼式を受けた教会のポリシーだった。
ジョシュアがこのたび洗礼式に訪れたのは、「ベテル教会」と呼ばれる場所で、「ホモフォビア(同性愛嫌悪)」や「トランスフォビア(トランスジェンダー嫌悪)」の方針を持つ教会として長い歴史があることで知られているのだ。
この教会では、性的少数者に対し性的指向を転換させるセラピーなどを行なっているとも報じられていた。
一方、ジョシュアは自らが「クィア(性的少数者)」であることを公言している。
そのため、この報道のあと一部のファンから「心配なのはジョシュアがキリスト教になったことじゃなくて、同性愛やトランスジェンダーを否定するような思想を持つ教会で洗礼式を受けたこと」「LGBTQを支援するような発言をしておいて、この行動は裏切りでしかない」といった声があがっていた。
そんな中、2月13日(月)、ジョシュア自らがインスタグラムを更新。ファンに状況を説明した。
ジョシュアはSNSに洗礼式の様子を記録した動画を投稿。コメント欄にて「ぼくはこの教会を訪れて、たまたまこの教会で洗礼を受けた。ぼく自身、この教会の方針や信条をいくつか知らなかったし、そのすべてを支持しているわけではないんだ。ぼくの心が求めているのはキリストだけなんだ!」と訴えた。
ファンからは理解を示す声が多く見られる一方、「教会選びは慎重に!」といった声もあがっている。