好きを仕事すれば幸せだけど、好きだけでご飯を食べて行くことは難しい。そうして妥協をして仕事を選んだ場合、アナタはその仕事を好きになれますか?

好きではなかったけれど、やっていく内に楽しさを見出したという方もいれば、一向につまらなくて一度も仕事を楽しいと思ったことはない…という方もいるでしょう。仕事との向き合い方は人それぞれ、好きを仕事にするもしないも正しい選択です。しかしせっかく仕事をするならば、何かしら“楽しい”と思える瞬間を見つける方がハリが出るというもの♡

ルーティンワークは時間制限を設けてゲーム化

楽しくない仕事の代表的なのがルーティンワーク。毎日同じ作業、毎日同じ事の繰り返しを何年も続けると正直、楽しさなんて見出せたものじゃありません。しかし、そんなルーティンワークでも楽しむコツはあります。それは作業をゲーム化して楽しむこと。

私が以前働いていた職場でもルーティンワークはありました。事務作業ではなかったのですが、毎日同じことの繰り返しで、つまらない日常を抱えてきた時に同僚がゲームをしようと提案してきました。ゲームの内容は「一時間のうちにどちらが多く、作業量をこなせるか」という単純なもの。複数人が集まって、一番作業をこなせた人が勝者でご褒美を貰えるというものでした。

もちろん会社はゲームじゃないので、本来はあまり良いことではありません。ですが、働く人間のモチベーションは高まり、結果として効率の良い仕事をすることが出来たのです。作業はつまらなくとも、一緒に働く仲間との工夫次第で、仕事を面白くすることは出来るのかもしれません。

つまらない仕事に、相手を思う気遣いを工夫する

つまらないというと語弊があるので、誰にでも出来る仕事と言い換えましょうか。自分にしか出来ない特殊な仕事があるいっぽうで、一見すると自分ではない誰かがやっても出来る仕事も存在します。むしろ世の中の多くの仕事がそういう類いの作業で溢れているかもしれません。

「こんな仕事、自分でなくても誰でも出来るじゃない。」そう、心の中で思ってしまえばそれまで。楽しさを見出すことは出来なくなります。しかし、誰でも出来る仕事でも“アナタらしい仕事ぶり”を取り入れることは出来ます。

例えば会議の資料づくりを頼まれたとしましょう。誰に頼んでも同じ資料は出来上がります。しかし、その資料を分かりやすく、見やすく、丁寧にまとめることは“アナタらしい仕事”であり、アナタだから出来たこと。そうした小さな仕事ぶりを見ている人は必ずいます。

どんな仕事も丁寧に付き合う相手を想って仕事をする。
その積み重ねがいずれ“アナタにしか出来ない仕事”を呼び込んでくれるのです。