リアーナ
今年のスーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスを披露したリアーナの、ある「ハンドサイン」に注目が集まっている。
日本時間2月13日(月)、全米でもっとも盛り上がるスポーツイベント、アメリカンフットボールの優勝決定戦「第57回スーパーボウル」が、アリゾナ州グレンデールにあるステートファーム・スタジアムで開催された。
試合の合間に行われるハーフタイムショーでは、歌手のリアーナがパフォーマンスを披露。「We Found Love」、「Diamonds」といったヒット曲を惜しみなく披露し、また、ステージで第二子を妊娠していることをアピールし、そちらも大きな話題となった。
そんな中、リアーナのあるジェスチャーがテレビの放送からはカットされていたことが明らかになった。
セットリストの最後の曲「Diamonds」を熱唱した後、カメラが別の場所を撮影しているとき、リアーナは手で三角のマークを表すハンドサインを掲げた。テレビの生放送ではこの仕草は映らなかったが、その後NFLがYouTubeに投稿した公式動画にはこの様子がしっかりと収められている。
これを見たネットユーザーは、このジェスチャーが、悪の秘密結社「イルミナティ」のシンボルであると指摘したのだ。
リアーナが「イルミナティ」をアピールしたという批判の声が一部からあがったが、そうではないと反論する人々もたくさんいる。
あるユーザーは、これが「Roc Nation(※)」の有名なハンドサインであると指摘する。ジェイ・Zは以前から、ダイヤモンドをイメージしたこのハンドサインを度々披露し、通称「ロック・シンボル」とも呼ばれている。
※2008年に人気ラッパーで実業家のジェイ・Zが設立したエンターテイメント・エージェンシー。
事実、2020年からは「Roc Nation」がハーフタイムショーのプロデュースを担当している。またジェイ・Zはリアーナをデビュー当時からサポートしており、リアーナにとってジェイ・Zは恩人のような存在だ。
そのことからリアーナは「Roc Nation」への愛を込めてこのハンドサインをしただろうとも言われている。あるネットユーザーは「『Roc Nation』で管理されてる人はみんなこのハンドサインしてるよ。それに曲は『Diamonds』だったし(笑)」と、ラストの楽曲が「Diamonds」であったことから、リアーナは、このハンドサインがフィナーレにぴったりだと感じたのかもしれない。