ikka morrowは、型紙不要・縫い線付きで手芸初心者でも簡単に作れる制作キット「入園入学キット5点セット」の先行受注を、3月6日(月)18:00までの期間、クラウドファンディングMakuakeにて実施している。

兄は織物職人、弟はデザイナー


播州織物工場を経営するコンドウファクトリーの代表・近藤良樹氏(兄)と、デザイン会社を経営するikka morrowの代表・近藤誠氏(弟)は、それぞれ各自の仕事をしながら、「KONDO BROTHERS」として兄弟でものづくりもしている。

今回も、まずは二人で話し合い、企画試作を繰り返して、コンドウファクトリーが保有するファブリックブランド「PARALLEL TONE」のキットシリーズ「Fanfare」から「入園入学キット5点セット」をリリースすることとなった。

型紙不要・縫い線付きで簡単


一般的な縫製は、まずプリントされた型紙を切って、それに合わせて生地をカットするが、カットするパーツが多いほど、煩わしい作業となる。「Fanfare」シリーズは、生地に織り込まれた枠通りにカットするだけで型が完成するので簡単だ。


また、仕上がり線(縫い線)も付いているので、ミシン掛け失敗のリスクも減る。

“播州織”の生地を用途に合わせて生産


生地には、先に染めた糸を用い織り方だけで柄を表現する“播州織”を採用。これは、兵庫県の多可町・西脇市付近で製造されている織物で、1792年に京都西陣から織物の技術を持ち帰ったのが起源と言われている。

一昔前まで播州織はチェック柄がメインだったが、近年複雑な柄を表現する織物も少しづつ増えてきた。「Fanfare」で使用している生地は、すべて“ジャカード織機”と呼ばれる産地内でも数件しか保有していない複雑な柄も表現できる機械で織っており、プリントには無い生地の風合いやアナログ感を表現している。

「Fanfare」シリーズは、播州織の職人が用途に合わせて最適な生地を作っているため、「作りたいものにどんな生地が合うのか分からない」という人でも、柄を選ぶだけでOK。なお、生地本体のみコットン100%で、カバンテープや紐には軽くてしなやかなアクリル100%を使用している。

恐竜柄と花柄を用意


「入園入学キット5点セット」の内容は、「レッスンバッグ」「着替え袋」「シューズ袋」「お弁当袋」「コップ袋」。柄は、このキットのためにこだわってデザインされたもので、セット内の一つ一つが個性的なデザインでありながらも統一性を感じる柄となっている。それぞれのアイテムの柄は、中身が分かる柄(コップやお弁当などのイラスト)を採用し、その他ユニークなモチーフを用いている。


「恐竜柄」は、恐竜+UFO+中身の柄。古代の恐竜、未来のUFO、中身の柄は現在で、過去と未来、そして現在をつなぐデザインだ。


「花柄」は、花+昆虫+中身の柄。個性的な花と昆虫がかわいいデザインで、袋ごとに色とりどりで楽しいセットとなっている。

現在実施中のクラウドファンディングプロジェクトでは、Makuake割で10%〜30%OFFにて購入可能。応援購入者への配送時期は、3月7日(火)~10日(金)の予定だ。

気軽に心のこもった手作りができる「入園入学キット5点セット」をチェックしてみて。

Makuake:https://www.makuake.com/
プロジェクト名:楽しく簡単に裁縫!型紙不要・縫い線付きで、初心者でも簡単に作れる入園入学キット

(Higuchi)