・映画『スマホを落としただけなのに』が、2月17日にNetflix(ネットフリックス)で配信される。
・すでに本作を見た韓国メディアからは、役者の演技や演出に関し称賛の声が上がっている状況だ。
・そんな高い評価を受けている本作の、内容や見所などを一部ご紹介。
映画『スマホを落としただけなのに』がNetflix(ネットフリックス)での配信を間近に控え、韓国のネット上で話題となっています。
日本でも2月17日から視聴可能な本作、気になっている人のために一足先に内容や見所などを一部ご紹介。
ストーリー&キャスト
平凡な会社員ナミが、自身の個人情報が全て入ったスマートフォンを紛失した後、日常生活が脅かされはじめて起きる事件の数々を負う現実密着スリラー。
主人公のナミ役は、映画『サニー 永遠の仲間たち(2011)』でシンナー中毒の問題児を演じ強烈な印象を残したチョン・ウヒが。
ナミのスマートフォンを拾い、彼女の一挙手一投足を監視する危険な男ジュニョン役を、『ミセン~未生~(2014)』をはじめ数々のドラマで活躍してきたイム・シワンが演じています。
本作は同名の日本の推理小説が原作で、2018年には北川景子主演で映画化された作品です。
日本版では、女性主人公の彼氏がスマートフォンをタクシーに置き忘れるのですが、韓国版ではヒロインがなくしてしまうことから物語がスタート。
ストーリー設定が日韓で多少異なっているため、リメイク版ならではの面白さが期待できるとともに、双方を見比べるのも1つの楽しみ方かもしれません。
韓国メディアの反応
すでに本作を見た韓国メディアは絶賛。広報の段階で言われていた「“韓国版リアルスリラーの系譜を継ぐ作品”という宣伝文句は誇張ではなかった」と伝えているほどです。
さらには、「映画を見終えると、実際に自分にも同じことが起きるのではないかと思い、スマートフォンをできるだけ手に持たないよう、かばんなどにしまいこみたくなる」とのこと。
また、そのような世界感を作り上げたキム・テジュン監督の演出も称賛しており、「洗練されていて深みがある。最後まで推理するのをやめられない」と報じました。
そして中でも、韓国メディアが注目したのがイム・シワンの鳥肌の立つような演技力の高さ。
絶賛されたイム・シワンの演技
韓国メディアは、「イム・シワンがこんなにも怖く、目を合わせたくない俳優になるとは!」と伝えており、個人情報の全てが詰まったスマートフォンが悪意を持った人の手に渡ってしまうと、どれほど危険な状況にさらされるのか、彼の不気味な演技が見る者をゾッとさせるとのことです。
イム・シワンといえば、アイドル出身でキラキラとした印象があり、ドラマでは前出の『ミセン~未生~』をはじめ、優しくどこかキュートな魅力がある役柄を演じることが多かった俳優。
ところが本作では、現在公開中の映画『非常宣言』でテロリスト役に扮したのに続き、2度目の悪役に挑戦。
好青年というイメージが強い彼の演技変身も、見所の1つのようです。
“もしかしたら自分のスマートフォンも狙われている?”という気持ちにさせられる、誰にでも起こりうるような出来事を題材にした『スマホを落としただけなのに』。
興味が湧いた人は、ぜひ2月17日にご覧になってはいかがでしょうか。