気持ちの良い空気と、視界いっぱいに広がる自然の中で行うアクティビティは、心も体も元気にさせてくれるもの。札幌中心部から少しだけ足を延ばして、海や山でのアクティビティ、そして動物たちとの触れ合い体験に出かけませんか。カーリングやクリアSUP、バター作りなど、北海道らしい楽しみ方ができるアクティビティスポットを5つ厳選しました。
1 どうぎんカーリングスタジアム
注目のスポーツを体験できる貴重な施設
氷の上でストーンという丸い石を滑らせ得点を競うウィンタースポーツ、カーリング。2018年の平昌五輪で日本女子代表が活躍し、「そだねー」や「もぐもぐタイム」などの言葉も流行り、一躍注目を集めました。テレビで見かけて、やってみたいと思った方も多いのではないでしょうか。 「どうぎんカーリングスタジアム」は、初心者でも気軽にカーリングが体験できる数少ない施設の一つです。通年型の公共施設で、子どもや高齢者なども利用しやすいバリアフリー構造のため、車椅子の方も体験することができます。
動きやすく暖かい服装であれば手ぶらで楽しめる
カーリングに必要な用具（シューズ、ブラシ、スライダー）は全てレンタルが可能。場内の気温が低いので、体験をする場合は、動きやすく暖かい服装で来場しましょう。なかなか思う通りに動かせないこともありますが、それもまた楽しいもの。家族や友人同士など、グループで点を競い合って盛り上がれます。
観光客向けの体験会やレクリエーションといった催しも行っています。詳しくはHPでご確認ください。
ご当地サポーターコメント
オリンピック選手のようにまっすぐ滑らせるのは実はなかなか難しく、コツが必要です。子どもはもちろん、大人も思わず熱中してしまうはず。
どうぎんカーリングスタジアム
北海道札幌市豊平区月寒東1条9丁目（月寒体育館隣）
地下鉄月寒中央駅より徒歩約5分
月～木曜10:00～22:00、金・土曜10:00～23:00、日曜10:00～21:00
定休日：第3月曜（祝日の場合は第4月曜）、12月29日～翌年1月3日
カーリングシート1シート1時間につき一般1,500円、学生750円（指導員付き体験会は別途利用料が必要）
011-853-4572
Ⓟ：無料
2 ワイルドムスタングス
北海道らしい自然の中を駆け抜けてリフレッシュ
札幌市の中心部から定山渓（じょうざんけい）へ向かう途中に八剣山（はっけんざん）という山がそびえ、麓にはワイナリーや果樹園など、その自然を生かしたスポットが点在しています。その中でも、ウエスタンスタイルの乗馬体験が楽しめるのが「ワイルドムスタングス」です。 ここで過ごす時間はどこを切り取ってもフォトジェニック。木立の間や池のほとり、果樹園のそばなど、乗馬しながらの探検や、美しい風景を眺められるのも人気の理由の一つでしょう。
積雪のある冬場でも乗馬体験が可能
レクチャーをしてくれる「保安官」、カウボーイハット、そして体験コースに付いた「ワイルド」の名前など、ウエスタンスタイルを盛り上げてくれる工夫が随所に凝らされています。自然の中で思いっきりリフレッシュしたい方はもちろん、カウボーイに憧れるお子さんやお父さんも、西部劇のような気分で乗馬を楽しんでみてはいかがでしょうか。
乗馬体験は、1年を通して受け付けています。雪景色の中、雪を跳ね上げながら駆ける様子は冬ならではの楽しみです。
ご当地サポーターコメント
初心者が体験できて、山や池、果樹園など、これほど多様な景色を堪能できる乗馬コースはなかなかありません。北海道での乗馬を考えている方にはぜひ足を運んでもらいたいスポットです。
ワイルドムスタングス
北海道札幌市南区砥山114番地
札幌中心部から車で約35分（冬期は約1時間）
ワイルドライド約50分10,000円～、引き馬約5分1,000円～
011-596-5040
Ⓟ：無料
3 サッポロさとらんど
家族連れにおすすめの田園テーマパーク
自然や動物との触れ合い、様々な体験や遊具がそろう「サッポロさとらんど（札幌市農業体験交流施設）」は、まさにテーマパークのような施設です。
のんびりとした雰囲気の中、レンタサイクルやふわふわドームなどで子どもたちも体を動かして楽しめます。中でも人気の乗り物は、園内を周回しているSLバス。蒸気は出ないものの、本物そっくりのかわいらしい見た目はきっと子どもの目を輝かせるに違いありません。もちろん大人も乗車できます。
何度来ても楽しめる豊富な体験プログラム
近年ではさとらんどの特徴でもある農体験に興味を持つ方が増え、農作物の収穫体験が注目を集めています。また、2022年には「さとらんどセンター」の2階にキッズコーナーがオープンし、雨や雪の日でも安心して楽しめるようになりました。
原則小学生以上を対象としている手作り講座では、バターやアイスクリーム、ソーセージに味噌など、季節ごとに異なる体験が用意されています。自由研究や、食べ物について楽しく学ぶ良い機会になりそうです。
ご当地サポーターコメント
夏場は、上記に加えてパークゴルフや、ヤギやヒツジへの餌やりといった体験も。丸一日いても飽きないので、早めの時間に行ってゆっくりと過ごすのがおすすめです。
サッポロさとらんど
北海道札幌市東区丘珠町584-2
札幌市中心部から車で約30分
4月29日～9月30日9:00～18:00
10月1日～4月28日9:00～17:00
定休日：4月29日～11月3日無休
11月4日～4月28日月曜定休（月曜日が祝日の場合はその翌日）
12月29日～1月3日
011-787-0223
Ⓟ：無料
4 オーシャンデイズ
大自然と一つになる、雄大な景色に感動
札幌市から車で1時間ほどの距離にある湖、支笏湖（しこつこ）は、日本でも有数の水質を誇る透明度の高い水が特徴です。湖の周辺をぐるりと山が囲み、視界いっぱいに美しい景色が広がっています。
風景を眺めるだけではなく、ダイビングやクリアカヤック、ファットバイクなど、より湖の近くでアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。各アクティビティのツアーを行っている「オーシャンデイズ」では、北海道初上陸のクリアSUPで、自然と一体となれる体験が人気です。
訪れる時間や季節で雰囲気ががらりと変化
アクティビティにより多少異なりますが、特別な用具などの用意は不要で、夏場は動きやすい服装、冬場はさらに長袖長ズボンの暖かい服装で行けば体験可能（詳細はHPでご確認ください）。しっかりとしたレクチャーがあるので、泳げない方も心配は無用です。
支笏湖は時間帯や季節によって大きくその表情を変え、朝は波風ともに弱い場合が多く静寂感を楽しめます。昼は湖底や水中生物等が見やすく煌めき感を楽しめるなど、時間帯によっても見える景色が異なるそうです。
ご当地サポーターコメント
カップルで訪れるなら、ロマンチックな幻想的な世界が広がる夕暮れ時に訪れると良い思い出になりそう。周辺には温泉宿も多く、見どころの多いエリアです。
オーシャンデイズ
北海道千歳市支笏湖温泉番外地
JR札幌駅から車で約70分
不定休
080-9325-6507
Ⓟ：有料（冬期は無料）
5 ハイジ牧場
SNSでも大人気の、かわいい動物たちに癒やされる
札幌市から車で約1時間、北海道夕張郡の長沼町で愛され続ける「ハイジ牧場」は、アットホームでのんびりとした空気が流れるスポットです。かわいらしい動物たちの様子はSNSでも大人気。ヤギやヒツジ、馬に牛など、大自然の中で動物たちが思い思いに過ごしています。
子ヒツジ・子ヤギへの哺乳体験は、ミルクをおいしそうに飲む姿に「とてもかわいくて癒やされる」と評判が高く、リピーターがいるほどの人気ぶりです。体験する際には、写真撮影も必須です。
日常生活から離れて、とことん自然を満喫
哺乳体験の他にも、牛の乳しぼりや動物への餌やりなど、予約不要で楽しめる体験が豊富。ハイジ牧場のヒツジの毛を使った羊毛クラフト体験や、アーチェリー、迷路などもあります。体験の合間の休憩や、歩き疲れた時には場内を一周する「アルプス号」（有料）に乗って景観を楽しんでみてください。
食事にはオリジナルのタレで漬け込んだ「羊丼」、牧場のソフトクリームがおすすめです。おみやげにぴったりの生キャラメルなど、グルメにもハイジ牧場らしい魅力が詰まっています。
ご当地サポーターコメント
雄大な自然の中で出合う動物たちは、いつまでも眺めていたくなるほど表情が豊かです。カメラを片手に、お気に入りの動物を探してみてはいかがでしょうか。
ハイジ牧場
北海道夕張郡長沼町東9線南2番地
JR札幌駅から車で約60分
10:00～16:00（悪天候等により変更の場合あり）
定休日：水曜（祝日の場合は営業）
入場料大人1,000円、3歳～小学生500円、3歳未満無料
0123-88-0011
Ⓟ：無料
※2022年度は11月13日で営業終了
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
記事公開：2023/01/30
提供・星野リゾート みちくさガイド
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