『ザ・フラッシュ(The Flash)』(原題)オフィシャル予告編より『ザ・フラッシュ(The Flash)』(原題)オフィシャル予告編より

現地時間2月12日日曜日に開催されている第57回スーパーボウル。ワーナー・ブラザースは、スーパーボウルに先駆けてDCコミックス映画『ザ・フラッシュ(The Flash)』(原題)のオフィシャル米予告編を公開した。

『ザ・フラッシュ(The Flash)』(原題)は、ワーナー・ブラザーズが2023年に公開する3本のDC映画のうち、『シャザム!~神々の怒り~』の次に公開される作品となる。

このオフィシャル予告編では、エズラ・ミラー演じるバリー・アレンがマルチユニバースに墜落し、別バージョンの自分と、ベン・アフレックとマイケル・キートンが演じる異なる2人のバットマンに出くわす様子が描かれている。また、マイケル・シャノン演じる『マン・オブ・スティール』のゾッド将軍が再び登場し、サッシャ・カジェ演じるスーパーガールの姿もチェックできる。

The Wrapの報道によると、ワーナー・ブラザースがスーパーボウルで映画の宣伝をするのは、2006年の『16ブロック』『Vフォー・ヴェンデッタ』『ポセイドン』の予告編を流して以来のことだという。

また、このオフィシャル予告編公開は、エズラ・ミラーをめぐる一連の論争以来、『ザ・フラッシュ(The Flash)』の最初の主要なプロモーションとなる。

本作は、過去1年間、エズラの数々の法的トラブルで、多くの問題に直面してきた。2022年3月、エズラは1ヶ月の間にハワイで2度逮捕された。そのほか、アイスランドのバーで1人の女性の首を絞め、ベルリンの自宅で別の女性に嫌がらせをしたと訴えられている。そのことから、本作の公開が実現するのかどうか、ファンの中で心配の声が上がっていた。しかし、今回のオフィシャル予告編では、6月16日に米公開予定とアナウンスされている。

ちなみに『ザ・フラッシュ(The Flash)』は、DCユニバースのジェームズ・ガンとピーター・サフランの新計画に先駆け、リブートとしてDCのスクリーン上のストーリーの進化に大きな役割を果たすと期待されている。