特に驚愕は、今回のすき焼きだ。中丸の眼前でA5ランクの米沢牛が投入されるという、スペシャル演出。こんな特別なお肉を放り込んだら、あまり豆もやしは関係なくなっちゃうな……。
「うわわっ、贅の極みだ!」(中丸)
贅を極める中丸。ワイプを見ると、中継をボーッと見ていたはずの神田(肉好き)が完全に起きている。前のめりに画面を凝視するMC。お肉の登場に歓喜している、というより、激怒しているような……。心境が体外に露呈し、その顔には「食わせろ」「おい、代われ」と書いてある。
このA5牛肉を、中丸がいただく。
「すいません。米沢牛A5、いただきます……あっつ!」(中丸)
猫舌すぎて、米沢牛を口から出す中丸。せっかくのA5ランクを前に、おでん状態のかまくら丸。見るからに、やけど確実だ。彼は、そこらの安売り肉でも同じリアクションな気がする。熱すぎて、毎回あまり味わえていなさそうだ。日に日に、芸風がラッシャー板前へ近づいてきつつある中丸。というか、すき焼きをなんでこんなグツグツ煮る必要があるのだろう?
『旅サラダ』スタッフも、殺生だ。ラーメンは出前だったから、ちょうどよい温度で食べることができた。なのに、すき焼きは必要以上に熱々にする。念には念を入れ、猫舌を発動させる仕様。『旅サラダ』は、猫舌丸を逃さない。冬季は雪国ロケが多いため、逆説的に温かい料理(鍋系)が増えるし、春まで中丸の食レポにはハラハラしっぱなしだろう。
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