そんな豆もやしが栽培される建物内にやってきた中丸。ここに広末も来たことを、果たして中丸は知っているのか? それはともかく、驚きだった。豆もやしを育てる土の下には、米沢市名物の温泉が流れているというのだ。温泉の熱を利用し、土の温度は30度に保たれるそう。結果、たった1週間でまさに白くて細長いもやしへと成長する。

中丸 「この豆もやしはいつ頃から作られているんですか?」

農家 「およそ300年前から作られていると言われてます」

中丸 「300年前!? 江戸だ、江戸」

「300年前」と聞き、数字を頼りに「江戸だ、江戸!」と反応する中丸の大雑把な教養が素敵である。

 とにかく、栄養があっておいしそうなもやしだ。これは、試食したい。どうやら、豆もやしが食べられるスペースが中丸には用意されているらしい。そこは、どこ?

 建物の外へ連れ出された中丸。到着すると、そこはかまくらだった。これがまた、大きいのだ。身長176センチメートルの中丸が立っても収まるくらいの高さだし、中にいると暖かそうだ。