栄光学園中学校・高等学校の数学教師で、マスコミなどでも「カリスマ教師」として取り上げられた井本陽久氏が「合同会社いもいも」を設立し、自らのビジョンを実現するための事業を開始する。

4月以降に様々な授業を、小・中学生向けに展開

「いもいも」は4月以降、四ツ谷駅徒歩3分の本校を中心に、首都圏複数の教室にて「数理」「コミュニケーション」「森の教室」などの授業を主に小・中学生向けに展開する。

思考力教室からスタート

「いもいも」の歴史は、栄光学園中学校・高等学校の数学教師の井本陽久氏が2016年に始めた「思考力教室」に始まる。その後、教育事業を営むこうゆうの高濱正伸代表がそのコンセプトに共感し、「いもいも」はこうゆうの一事業部門として、こうゆうの支援を受けながら成長を続けてきた。

その間、現「いもいも」の共同代表である土屋敦氏をはじめとする他の講師陣も参画し、表現コミュニケーション教室や数理パズル教室などの新しい教室も生まれた。

また2020年には、自然の中で本質的なまなびを体得する「森の教室」が始まるなど、その規模を拡大。現在では200名を超える生徒が「いもいも」のプログラムに参加している。

様々なメディアで紹介されるカリスマ教師

井本陽久氏は、栄光学園中学校・高等学校を卒業後、東京大学工学部に進学。卒業後、母校である栄光学園の数学の教師になる。

長年、生徒と共に児童養護施設での学習ボランティアや、フィリピンのセブ島でも公立小学校や施設での学習支援活動を続けてきた。なお、現在は新型コロナウイルスの影響により中断している。

また、アエラ、朝日新聞、日本経済新聞、日経xwoman他、新聞雑誌などで多数紹介。その生き方と活動は、おおたとしまさ氏の『いま、ここで輝く。』(エッセンシャル出版社)や、2020年1月放映のNHK総合『プロフェッショナル仕事の流儀』で詳しく紹介されている。

「自分で考えることがどんどん楽しくなる!」というコンセプトの元、子どもたちの思考力向上のための、多くのユニークなプログラムを展開していく予定だという「いもいも」に注目してみては。

「いもいも」note:https://note.com/imoimonote/n/n1c638d8b22f2

(角谷良平)