ジェニファー・ストーンと、セレーナ・ゴメス(2007年) Photo: Mitchell Haddad/Disney Channel/Kobal/Shutterstock
ドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」で、ハーパー・フィンクル役を演じたジェニファー・ストーンが、じつは当初、別の役のオーディションを受けるつもりだったことを明かした。
「ウェイバリー通りのウィザードたち」といえば、現在俳優・歌手として絶大な人気をほこるセレーナ・ゴメスの出世作となった、ディズニー・チャンネルのティーン向けドラマだ。
女優のジェニファー・ストーンはこの作品で、セレーナ・ゴメス演じる主人公アレックスの親友ハーパーを演じた。
そんなジェニファーがこのたび、共演者のデヴィッド・デルイーズとともにポッドキャスト番組に出演。同作のオーディションでの、とあるエピソードを披露した。
ジェニファーが語ったところによると、彼女は当初、主人公アレックスのオーディションを受けるために会場を訪れていたのだという。
「ところがオーディション開始直前になって、スタッフからハーパーの台本を渡されたの。『いや、君にはこの役の方が合っていると感じたんだ』って言われて」と、突然役柄が変更になったことを明かしたジェニファーは、「それでもわたしは、『わかった』って感じで受け取って。あとはレギュラーメンバーになるために必死だった」と、全力でオーディションに取り組んだことを明かした。
さらに、ジェニファーは当時について、「あの時の私は完全にアレックス役に合わせた服を着ていたし、アレックス役に向けた準備を積み重ねていたの。なのに、その場でハーパーという役づくりをしないといけなくなっちゃって」と焦りがあったことも告白している。
主役ほど出番があるわけではなかったハーパー役だが、それでもジェニファーはその仕上がりに満足しているという。
「十分よくできていたと思う」と語ったジェニファーは、「いま振り返ってみても、セレーナと私が2人で築き上げたものはとてもダイナミックで、本当に美しいものを作り出せたと思っているから」と付け加えている。