その一方で、「お仕事が発表されるたびに、『あ~この子はジュリニ(編注:ジュリー社長のお気に入りの意)なんだぁ』っていう目で見てしまう」「長尾って大河に出られるほど演技うまかったっけ? やっぱり事務所のなにわ推しすごいね」といった声も散見される。

 というのも、もともとなにわ男子は、ファンの間で「ジャニーズ事務所・藤島ジュリー景子社長が猛プッシュしているグループ」として有名だった。そんな中、昨年11月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、ジュリー社長の長女は「なにわ男子の大ファン」と報じたことで、“なにわ男子を贔屓している”というイメージがますます定着してしまったようだ。

「俳優業で活躍しているなにわ男子メンバーといえば、一般的には道枝駿佑の印象が強いものの、長尾は繊細な演技が得意。昨年2月に配信された主演映画『HOMESTAY』(Amazon Prime Video)では、自分と同じく亡くなった高校生に“ホームステイ”する主人公という難役を演じましたが、思春期特有の感情を上手に表現していると好評でした。そうした実力を買われて、『どうする家康』の出演が決まったか否かは不明ですが、なにわ男子メンバーに大きな仕事が決まるたびに、『ジュリニだから』と言われてしまう状況が続くのは、“文春砲”の後遺症といえる。メンバーにとっては気の毒ですね」(同)

 “文春砲”の影響で、「タレントを私物化するな」などと批判を浴びているジュリー氏。ともあれ、長尾の演技力が大河で全国的に認められれば、そんな声も減るかもしれない。

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