Danmee(ダンミ)では、韓国スターの魅力あふれるエピソードを漫画とテキストで再構成し配信しております。今回は、東方神起のメンバーユンホの微笑ましい誕生日エピソードをお届けします。
K-POP界の“永遠のパイオニア”こと、東方神起(TVXQ)のユンホが37歳の誕生日(2月6日)を迎えました。
37歳という、アイドルにしては少なくない年齢にもかかわらず、常に圧巻のパフォーマンスを見せるなど、20代アイドル顔負けの活躍ぶり!
“情熱と努力のアイコン”とも称えられるユンホですが、実は“美談製造機”としても知られています。
今回は、ユンホの誕生日にちなんで、韓国メディアも驚いたあるエピソードをお届けしたいと思います。
東方神起ユンホとは
世界の音楽シーンに欠かせないジャンルとなったK-POP。
グローバルにおけるK-POPの拡大に最も貢献したアイドルグループと言えば、多くの人は東方神起を挙げるでしょう。
その東方神起のリーダーとして、約20年近く活躍している人物がユンホなのです。
長い間、第一線で活躍できる秘訣は、アーティストとしての実力だけではありません。
彼には、上述したように、“美談製造機”と呼ばれるほど、人間味あふれるエピソードが語り継がれています。
誕生日にファンをカムジャタンでもてなす?
それは、2012年2月6日に起きた出来事。
当時、26歳の誕生日を迎えたユンホは、ソウルの繁華街に姿を現しました。
「韓国を代表するスーパースターが、誕生日の夜に繁華街に?」
特ダネを期待したのでしょうか。“韓国の文春”と言われるDispatch(ティスパッチ)も駆けつけ、ユンホの動向を探っていました。
Dispatchによると、ユンホは食堂でカムジャタン(豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋料理)を楽しんでいたとか・・。
そして外には、ユンホの誕生日を祝うために、大勢のファンが集まっていたそうです。
ちなみに、韓国気象庁の資料によると、2012年2月6日は最低気温-3度の寒さだったと言います。
外でぶるぶる震えるファンを「見過ごすわけにはいかない!」と思ったのでしょうか。突然ユンホの声が聞こえます。
「밥 먹으로 들어오세요(ご飯食べに入ってください)!」
丁寧なスターと丁寧なファン
予期せぬ配慮に驚いたファン。そして、そんなファンを見つめるユンホ。Dispatchは当時の状況をこう伝えます。
「(食堂に入る)ファンを見るユンホの顔には、笑みがこぼれていた・・」
そしてユンホは、ファンにカムジャタンをもてなしました。
食事が出る前は、ファンと軽く挨拶を交わす配慮も見せたようです。
食事が出るとファンは「オッパ、いただきます!」と、喜びと感謝の言葉を伝えました。
食事後、ファンは誕生日プレゼントをユンホに渡したのですが、ユンホはファン1人1人に対してしっかりお礼を伝えたのです。
この光景を見守っていたDispatchの記者はこう感心します。
「本当に丁寧なスターと、丁寧なファンだ!」
誰に対しても偏見を持たず、気さくで丁寧に振舞うユンホ。彼が、K-POP界の第一線で活躍できる理由が垣間見えます。
あの恐ろしいDispatchから称賛の言葉を言わせる彼の人間性は、今後も多くのファンの心を惹きつけるでしょう。
(イラスト:えりりん)