一応“お悩み相談”の体裁をとっているが、その内容は完全な大喜利。スザンヌが“おバカ”系の回答で笑いを取り、紺野や白鳥が芸人らしい回答で盛り上げるなか、衝撃が走ったのが、貴乃花光司と河野景子を両親に持つ白河の回答だ。「絶対にみんなに納得してもらえるPTA役員の断り方を教えてください」というお題に対し、白河は「占い師に止められている」と回答。整体師による洗脳疑惑があった父を想起させるまさかの答えで、大爆笑をかっさらった。
「白河さんの“初手”がこの『占い師』でしたから、驚きました。しかも、そのあと別のお題でも『占い師』を使ってくるという“天丼”まで繰り出したかと思えば、ヘタウマなイラスト回答まであって、底知れないポテンシャルを感じましたね……」(構成作家)
結局、白河はこの日の「ベストアドバイザー」に選ばれた。
「芸人たちがスベっていたわけではなく、全員がウケていた上で、初心者の白河さんがMVPになるというのは、番組の流れとして最高です。30分くらいある生放送の大喜利コーナーで、ここまで完璧な構成を成立させるのは難しく、それをやってのけたのは本当にすごい。『ぽかぽか』の可能性を感じました」(同)
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