「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」

ディズニーがついに、あの話題のホテルの値下げに踏み切った。

昨年3月、ディズニー・ワールド・リゾートにオープンした体験型ホテル「スター・ウォーズ:ギャラクティック・スタークルーザー」。『スター・ウォーズ』をリアルに体験できるとあって大々的に取り上げられたものの、2泊3日の宿泊体験で2人1組5000ドル(約65万6000円)、4人家族の場合6000ドル(約78万7000円)と超高額であったことから、大きな批判が寄せられていた。

なお、スイートルームに宿泊する場合、その価格は20000ドル(約262万3000円)にまではね上がる。

さらに、当初はこの価格に対してだけでなく、食事やプロのフォトグラファーによるプライベート撮影会など、その内容にも不満の声が上がっていた。

また、アルコール類は料金に含まれておらず、最低13ドル(約1700円)かかる。宿泊体験限定のスペシャルドリンクとなると23ドル(約3000円)だ。

それだけではない。ホテル内のメインダイニング「クラウン・オブ・コレリア」にて、特等席である船長席の先頭に座りたい場合には、30ドル(約3900円)を追加する必要があるのだ。

2月3日の時点で満室となっているのは「プレジデント・デー」にあたる2月20日の週末と、「独立記念日」にあたる7月4日の週末のみ。その他は8月まで空きが目立つ。苦しい状況にあるのはまちがいないだろう。

そこでディズニーはこのたび、「ギャラクティック・スタークルーザー」での体験と、他のディズニー・リゾート・ホテルへの滞在を組み合わせることで、最大700ドル(約9万2000円)おトクになるプランを導入。

これらのプランはディズニー・バケーション・クラブのメンバーにならなくても、この割引が利用できるようになっている。

ディズニーとしては、このようなセットプランを提案することで、少しでも客入りを増やしたい考えなのだろう。