アーミー・ハマーアーミー・ハマー photo : Marechal Aurore/ABACA/Shutterstock

『コードネーム U.N.C.L.E.』や『君の名前で僕を呼んで』などで知られる俳優のアーミー・ハマー。彼はいくつかの性犯罪を告発され、表舞台から姿を消していたが、先週、初めて沈黙を破った。しかし、今度は彼に対し、レイプされたと告発している女性が反撃している。

アーミーは現在、エフィーと名乗る女性から、レイプ被害を告発されている。この女性は告発当時、弁護士付き添いのもと記者会見を開き、20歳のころ(2017年4月24日)にアーミーからレイプされたと告白。また彼女は何度も壁に顔を叩きつけられ、アザができたという。彼女はこの体験により、自殺を考えるようになったとも明かしていた。

そんなエフィーのレイプ告発に対し、アーミーは新しいインタビューの中で、彼女との4年間の関係において犯罪的な悪行はなかったと語り、さらにはその行為を彼にするように言ったのはエフィーだと主張している。

このインタビューの後、エフィーは、月曜日に自身のインスタグラム・ストーリーの投稿で、アーミーが今、世間から同情を誘うために必要なことを何でもしていると主張した。

さらに彼女は、アーミーの虐待とされる行動が「私だけでなく、私の家族にも影響を与えた」と述べ、彼女の主張を裏付けるために、アーミーが当時彼女に送ったとされるテキストのスクリーンショットを何枚も投稿した。

アーミーのメッセージと思われるスクリーンショットの中には、「このような事態に陥っていること、そして君の両親がこれほどまでに巻き込まれたことに残念に思う。君の両親が、君が傷つくのを見てとても傷ついていることに対して、申し訳なく思う」「ぼくはどのように反応して、前進すべきか本当にわからない」「ごめんなさいという以外にね。君が動揺している理由も、ご両親がそうであることも完全に理解している」というものがあった。

そしてエフィーは、アーミーが同情を誘うために必死になって自殺の話をしたと示唆し、その話を以前聞いたことがあると主張した。

アーミーは、新たなインタビューの中で自殺を考えたことを明かしている。アーミーは、「僕はただ海に出て、できるだけ遠くまで泳ぎ、溺れるか、ボートにひかれるか、サメに食われることを願った」とコメントしていた。

これに対しエフィーは、「彼はこの海のストーリーが以前、私を黙らせ、同情を呼び起こしたことを知っている。だから、とても操作しているように見える」とし、今、アーミーは世間の同情を誘おうとしていのだと主張した。