ビヨンセ Photo: Rob Latour/Shutterstock
ビヨンセは本当に渋滞に巻き込まれていたのか。ファンは疑問を抱いているようだ。
米時間2月5日(日)、米カリフォルニア州・ロサンゼルスにあるクリプト・ドットコム・アリーナで、世界最高峰の音楽の祭典「第65回グラミー賞授賞式」が開催された。
今回のグラミー賞で、歌姫ビヨンセは、「最優秀ダンス/エレクトロニックアルバム賞」などなど4部門に輝いた。
そんなビヨンセは、楽曲「CUFF IT」で「最優秀R&Bソング賞」を受賞。しかし、同賞が発表された際、ビヨンセはまだ会場についておらず、代わりの音楽プロデューサーのナイル・ロジャースが賞を受け取った。
するとここで、司会をつとめていたコメディアンのトレバー・ノアが状況を説明。主役の不在について、「ビヨンセはこちらに向かっているが、渋滞に巻き込まれている」と明かした。
しかし、ファンは納得していなかったようだ。
ファンは会場にいた夫のジェイ・Zがすでに座っていたことから、ビヨンセも同じ場所にいるはずだと推測。そのうえで、「サプライズパフォーマンスの準備をしているのではないか」と考えたようだ。
ツイッター上ではビヨンセの登場を待つファンから、「ジェイ・Zが会場内にいるじゃん。ビヨンセもバックステージで準備中なんでしょ。だまされないよ」「ビヨンセは遅れてなんかいない。舞台裏でパフォーマンスの準備をしているの。でないと、ジェイ・Zがすでに会場にいる理由がわからないし、『渋滞』なんて演出でしょ」と言った声が多く寄せられていた。
なお、ELLE誌によると、ビヨンセは午後6時19分(アメリカ太平洋時間)に無事、会場に到着。ハリー・スタイルズが「As It Was」をステージ上で生パフォーマンスする直前に席についたという。
無事に会場に到着したビヨンセであったが、結局サプライズのパフォーマンスはなかった。
またビヨンセは、「最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞」を受賞し、累計32ものグラミー賞を獲得。ゲオルク・ショルティの記録(31回)を塗り替え、グラミー史上最多受賞記録を更新した。