時を経て、元恋人から良き友人となったハリー・スタイルズ(左)とテイラー・スウィフト
歌手のハリー・スタイルズが、先日行われた「第65回グラミー賞授賞式」の受賞スピーチ時にビヨンセのファンからヤジを受けた際、ハリーの元恋人テイラー・スウィフトが見せた反応が話題となっている。
ハリーは日本時間2月6日(月)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナにて開催された世界最大の音楽アワード「第65回グラミー賞授賞式」に出席。同アワードでは、「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」のほか、主要部門のひとつである「年間最優秀アルバム」に輝き、見事な番狂わせを演じて見せた。
「年間最優秀アルバム」はビヨンセやアデルが獲るのではないかとの下馬評を覆し、「年間最優秀アルバム」を受賞したハリーは、自身の名前が発表されるや「まさか自分が…」といった様子で顔を両手で覆うと、うれしそうな様子で階段を駆け上り、「私の人生の様々な時期に、この部門すべてのアーティストからすごいインスピレーションを受けました。(中略)とてもうれしいです。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
しかし、ハリーが受賞スピーチを行っていた際、会場からは、「ビヨンセ!」「ビヨンセが勝つべきだった」といったヤジが飛んでいたという。
楽曲「About Damn Time」で「年間最優秀レコード」を獲得したリゾの受賞スピーチ時の会場の様子を見ると、ハリーが受賞したときの会場の反応はやや冷ややかなようにも見える。
いずれにせよ、「Harry's House」が「年間最優秀アルバム」に選ばれたハリーの受賞スピーチを固唾をのんで見守っていたのが、ハリーの元恋人であるテイラー・スウィフトだ。ハリーが序盤で最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞したときや、大ヒット曲「As It Was」をパフォーマンスした際には、必ず拍手をおくっていたテイラー。円満破局とは言える別れ方ではなかった2人だが、現在の関係は良好なようで、授賞式の合間には会話をする姿も見られた。
これら一連の動画を見た人々からは「テイラーはただ一人立っていて、最高に優しいね」「彼はあの賞を受け取るにふさわしかったよ」「みんな無礼だね…みんなのためにハッピーになってよ」「ハリーのファンではないけれど、良かったね!」「一般人はもう呼ぶべきじゃないよ。彼らはアーティストのファンダムの評判を落としているだけ」「自分の好きなアーティストが負けるのがガマンならないなら、アワードに行ったり見たりしないで」「私たちはハリーが大好きだよ」「カニエ(・ウェスト)が聴衆にいるの?」「ハリーが罵倒されている間、テイラーは立ち上がってサポートしている」などといったコメントが寄せられている。