アシュトン・カッチャーと、ハリー・スタイルズ Photo: Rob Latour/Shutterstock, David Fisher/Shutterstock
米時間2月5日に開催された「第65回グラミー賞授賞式」で年間最優秀アルバム賞を含む2部門に輝いたことが話題となっているハリー・スタイルズに対し、あの大物俳優が謝罪の言葉を述べている。
『バタフライ・エフェクト』などで知られるハリウッド俳優アシュトン・カッチャーがこのたび、「Esquire」誌のインタビューに登場。イギリスの人気ボーイズ・グループ「ワン・ダイレクション」のメンバーで、現在はソロとして俳優・歌手として活動するハリー・スタイルズと初めて対面した際のエピソードを明かした。
アシュトン・カッチャーによると、このときのある発言が、ハリーに「イヤな思い」をさせてしまったかもしれないのだという。
アシュトンとハリーが初めて出会ったのは、とあるパーティーでのこと。そのときハリーはステージに上がり、カラオケでABBAの楽曲を披露したという。
当時についてアシュトンは、「『オーマイゴッド。信じられない』って感じだった」と、おどろきを隠せなかったとし、「ハリーがステージを降りた後、(妻の)ミラ(・クニス)と一緒にハリーのところに行って、『キミ、すごいよ。ソックリだった。カラオケであそこまで完ぺきに歌えるなんて。キミ、本当に歌がうまいね』って伝えたんだ」と、その歌唱力を絶賛したことを明かした。
さらに、当時のハリーがこころよく受け応えしてくれていたといい、「それから友人のところへ行って、『なぁ、さっきの彼、めちゃくちゃ歌うまいじゃん』なんて言ったんだ。すると友人が、『いや、あれハリー・スタイルズだよ』って教えてくれて。ぼくとしてはそれでもピンと来なかったんだけど、ミラから『ボーイズ・グループのメンバーだ』って、『プロの歌手だ』って言われた」と語った。続けてアシュトンは、「そこで気がついた。自分がとんでもなくバカなヤツだって。プロの歌手に『歌うまいね』なんて言っちゃったんだから」と、赤面エピソードを告白したのだった。
そしてアシュトンは、「本当にバカみたいだ。ハリー・スタイルズに『申し訳なかった』って伝えたい。そのうえで『でもカラオケめっちゃうまかったよ』って」とハリーに謝罪の言葉を述べている。