大事な授賞式に遅刻してしまったビヨンセ Photo: Rob Latour/Shutterstock
日本時間2月6日(月)に開催された世界最大の音楽アワード「第65回グラミー賞授賞式®」に、最多9部門でノミネートされていた歌手のビヨンセが「遅刻」するというプチ事件が起こった。
ELLE誌のオンライン版によると、米カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナにて開催された「第65回グラミー賞授賞式®」にて、ビヨンセは楽曲「CUFF IT」で「最優秀R&Bソング賞」を受賞。しかし、同賞が発表された際、ビヨンセはまだ会場についておらず、代わりの音楽プロデューサーのナイル・ロジャースが賞を受け取った。
ビヨンセが会場にいなかった理由について、司会者のトレバー・ノアは欠席したのではなく、“交通渋滞に巻き込まれたため”だと説明。いそいで会場に向かっていることを明らかにした。
同誌によれば、ビヨンセは午後9時19分(アメリカ東部時間)/午後6時19分(アメリカ太平洋時間)に無事、会場に到着。ハリー・スタイルズが「As It Was」をステージ上で生パフォーマンスする直前に席についたという。
なお、ビヨンセはグラミー賞の序盤に発表された「最優秀R&Bソング賞」で、グラミー史上最多受賞を誇るゲオルク・ショルティの記録(31回)に並んだものの、スピーチには間に合わなかった。しかしその後、「最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞」を受賞し、グラミー史上最多受賞記録を更新。受賞スピーチでは、涙をこらえながら、自身を愛し背中をおしてくれた両親や夫のジェイ・Zら家族に感謝を述べた。