いよいよスキーの本格シーズンがスタートしました。パウダースノーをはじめ最高の雪質で思いっきり滑り込まなきゃ!とワクワクしている人も多いはず。 思う存分自分の世界に入って滑るのはもちろん、家族と一緒にスキーリゾートを楽しむのも遊び方のひとつ。今年はいつもはお留守番の大切な家族・愛犬も一緒に雪ではしゃげるスキーリゾートをアソビュー!屈指のスキー好き&愛犬家の編集部林がチョイス。この冬は、マナーをしっかり守りながら、ワンちゃんもゲレンデデビューしてみませんか!?
1. 約2kmの緩やかなロングコースをワンちゃんと滑れる「野沢温泉スキー場」
来シーズン開業100周年を迎える「野沢温泉スキー場」。その始まりは大正時代というから驚き!今シーズンは99周年、来年に向けてのプレイベントも実施中です。
44ものコースを有する同スキー場は、最高のパウダースノーが楽しめると毎年も多くのスキーヤー、スノーボーダーが集います。思いっきり滑ったあとは、野沢温泉の天然露天風呂でリラックスと遊びと癒しの両方が一度に楽しめるのもいいところ。
ゲレンデの40%は初心者コースということで、家族連れやスノースポーツデビューにぴったり。そんななか、ワンちゃんと一緒に楽しめるのも大きなポイントなんです。
ワンちゃんと一緒に飼い主同伴で利用できるのは、“動く空中テラス”とも呼ばれる「長坂ゴンドラリフト」(600円:ペット1回につき)。クッション性の高いレザー製シートや換気機能付きの快適キャビンで約8分の空中散歩へ。高低差約789m、全面ガラス張りの開放感抜群の眺めにワンちゃんだって、思わず釘付けになるかも。もちろんしっかりとリード&ケージの利用、床へのお座りは必須です。(※ワンちゃんと一緒に乗車ができるのは「長坂ゴンドラリフト」のみです)
ワンちゃんと一緒にゲレンデを楽しむならば子ども連れ「初心者コース」の「上ノ平ゲレンデ」がおすすめ。傾斜もゆるく幅も広く、周囲を見やすく&飼い主とワンちゃんも安心して過ごせます。もちろん標高は1,410mから1,220mと高いので雪質もバッチリ。リフトが頭上を進む様子を眺めながら約2,000mのロングコースを走り切ったころには、きっと愛犬の顔つきがいつもよりキラキラしているかもしれませんね。なお、コース滑走時はリードの利用を。コースサイドの滑走、ならびにコース幅の狭い林間コースは譲り合いも忘れずに。
「極上のパウダースノーと風情ある温泉街…最高な滞在になりそうですね!【編集部・林】」
【スポット情報】
名称:野沢温泉スキー場
住所:長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷7653
アクセス:上信越自動車道「豊田飯山」ICより25分
料金:※シーズン券やゴンドラリフト券、ならびに複数日使用できる券種もあります
【1日券】大人6,000円、子ども(中学生以下)3,600円、シニア4,800円
【リフト1回券(ポイント券)】大人600円、子ども(中学生以下)400円
【長坂ゴンドラリフト搭乗券】大人3,000円、子ども(中学生以下)2,000円
【長坂ゴンドラリフト搭乗券 1回】ペット600円 ※1匹あたり
2.晴天率90%!愛犬と一緒に雪遊びにステイも満喫!?「軽井沢スノーパーク」
都心からのアクセスも良好、日帰りから宿泊も含め自分好みのスノーリゾート滞在が叶う「軽井沢スノーパーク」。ゲレンデでの滑走ではなく、子どももワンちゃんもパワー全開で“雪遊び”をしたいなら、迷わずこちらへ。キッズ向け「プレジパーク(雪遊びエリア)」にドッグランが併設され、まさに家族一緒に雪まみれになってはしゃぐことができますよ。
今シーズンもワンちゃんと一緒に遊ぶことのできる「ドッグラン」が登場!ドッグランは、雪エリアと雪のないエリアの2ヵ所用意し、ワンちゃんの好みで遊び場が選べますよ。もちろんこちらはノーリードOK!一緒に楽しい時をめいいっぱい楽しんで。
さらにリフトの頂上。つまり山頂までの道をお散歩できる「わんわんトレイル」も完備。片道約50分ほどの雪道をリードありでゆっくりと登ることができるんです。かなりのロングコースなので、飼い主さん的にも冬の運動不足解消にはもってこい!ワンちゃんだって、たっぷり時間を使って雪道をぐんぐん進むなんて経験めったにできないので、ぜひトライを。頂上ではすばらしい眺めも待っていますよ!
なお、同パーク内にはワンちゃんと一緒に食事を楽しめるオープンデッキもあります。開放感あふれる環境で一緒に味わうご飯はきっと格別なはず。さらに一緒にステイだって敷地内の「プレジデントリゾートホテル軽井沢」の大型犬OKの「ガーデンコテージ」(9,250円〜37,150円 ※1名あたり、朝食付き、1,650円 ※ペット1頭あたり)ならOK。プライベートドッグランもあるので、遊び足りない場合はこちらでどうぞ。さらに充実設備が自慢のドッグホテルもあり、安心して預けることができるなど至れり尽くせりの環境が整っています。
「軽井沢はドッグフレンドリーな施設が多いので、飼い主としては旅行プランを立てるのが楽しいんですよね〜【編集部・林】」
【スポット情報】
名称:軽井沢スノーパーク
住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢2032-16
アクセス:関越自動車道・上信越自動車道「碓氷軽井沢」ICより約30km
料金:ファミリーパックやリフト券も販売
【リフト券 1日券】大人3,800円、子ども・シニア2,800円
【雪遊び券(プレジパーク)1日券】大人 2,500円 子ども・シニア 2,000円
【ドッグラン&わんわんトレイル】雪あり1,000円、雪なし800円 ※1頭あたり
3.ノーリードOKのコースも今シーズンから登場!? 一緒に滑る&走る爽快感なら「黒姫高原スノーパーク」で!
大会や競技専用のコースも併設し、初心者はもちろんプロも通うスキー場「黒姫高原スノーパーク」。クロスカントリーから、子ども向けの雪遊び向けエリアまで、お好みの雪との関係性を深められると多くのユーザーから愛されています。そんな同パークでは、ワンちゃんも全力でゲレンデを疾走できるノーリードエリアが今シーズンよりスタート。スノースポーツとわんこを愛でる人たちから熱視線を浴びているんです。
全12コースのうちワンちゃんと走れるコースは「Dog」「Bull」の2つ。コースへと向かうには、まず「Snow Dog Lift」こと「第7リフト」を利用。ワンちゃん専用搬器が用意され、安心で安全に一緒に風を感じながらリフトで移動ができます。スタッフにお願いすれば乗り降りの際に一時的に止めてもらうことも可能、不安に感じたらぜひ声かけを!
リフトを降りた先にまずは新たに導入した「Dog Run」へ。ちょっぴり上のほうになりますが、小型犬から大型犬までのびのび約5,000平米の雪上で遊ぶことができてかなりおすすめ。ほどよく体が温まってきたら早速ゲレンデへGO! 約1,000mもの圧雪バーンを誇る直線コース「Dog」はリード必須。目の前に広がるストレートに飼い主さんは滑りがい&わんちゃんは走りがいを感じるはず。一緒に全力疾走すれば、そのスピード感で絆も一層深まりそう。
新設された比較的緩やかなノンリードコース「Bull」は、まさに飼い主とわんちゃんの関係が試される場所。ツリーサイドコースなので、声かけで即戻ってくる信頼関係が築けているのはもちろん、他の犬と遭遇したときの対処も忘れずにするなど、しっかり準備と心構え&しつけをした上での利用を。
事前準備が整っていたらならば、最高の時間が過ごせるのは確実。リードなしで自由にはしゃぐ愛犬とともに、開放感抜群の環境で、この冬一番の思い出が作れるはず。なお、今春には犬用シャワー室も完成予定と、ワンちゃんと一緒に遊べるスキーリゾートとしての進化にも期待大です。
「ここは我が地元のスキー場!犬連れOKになってさらに地元愛が増しました(笑)【編集部・林】」
【スポット情報】
名称:黒姫高原スノーパーク
住所:長野県上水内郡信濃町大字野尻3807(黒姫高原)
アクセス:上信越道「信濃町」ICより約5km
料金:3時間チケットやレンタルパックなどもあります
【1日券・土日祝】一般4,800円、シニア(60歳以上)4,300円、ジュニア・ワンちゃん2,800円
【1日圏・平日】一般4,200円、シニア(60歳以上)3,800円、ジュニア・ワンちゃん2,500円
<文=相川真由美、編集=林創>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
提供・あそびのノート
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