イケボとはモテる男子、女子の魅力的なモテ声のことです。イケボは生まれつきの声だと思われる方が多いですが、声の出し方を練習をすれば誰でも魅力的な声を出せるようになります。 今回はモテ声になるためのイケボの簡単な声の出し方を男女別にご説明したいと思います。

イケボとは?

イケメンはよく聞きますが、イケボと聞いてもいまいち意味が分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 イケボとは「イケメンボイス」の略であり、声そのものや声の出し方がかっこいいイケメン、モテる男子という意味の言葉です。

またイケボとはモテる男子のことや男性の声だけでなく、魅力的な声を持つ女性に対して使われる場合もあります。 人の声は相手との会話を行う上で非常に大切なものですが、声の出し方がイケボであることで、男性も女性も話し相手の心を惹き付ける魅力があります。

声は生まれつきのもので変えようがないと思われる方も多いかもしれませんが、声の出し方を練習することで鍛えられ、どんな人でも声にハリが生まれると耳触りの良い声色へと変わっていきます。 そこで今回は、モテ声になるためのイケボの簡単な出し方を男女別にご説明したいと思います。

どんな声がイケボなの?

イケボと呼ばれる人は歌手や芸能人、声優、アナウンサーといった声を使う職業、またはモテる男子、女子に多いです。 イケボと呼ばれる人の声にはハリがあり、聞き取りやすい声の出し方をする特徴があります。 またイケボの人の声には若々しさや貫禄がありますが、どんなにイケボでも声の出し方によって声がかすれたり、小さくて聞きづらい声の出し方をするとイケボと判断されにくいです。

声は出さないとどんどん声を出す筋肉が衰えるため、声を使う職業の人たちは発声練習をして日々自分の声を鍛えていることからイケボになります。 イケボの出し方で意識することは、正面を向いたときに声を自分の斜め上に響かせるように発声することと、喉に負担をかけないように練習することです。

イケボのメリットは?

イケボのメリットは、魅力的な声で自分の印象を相手に強くアピールできるということです。 声の出し方に特徴のある人は、一度声を聞くだけで人の記憶に残りやすいメリットがあります。

そのため男女問わずイケボであることによって就活で面接官に自分を印象付けやすくなったり、恋愛面では好きな人に好印象を持ってもらえる可能性も高くなるため、イケボの人にはモテる男子、女子が多い傾向があります。 イケボのような魅力的なモテ声の出し方ができるようになれば、一緒にいてその声を聞き続けたいと思う人や気分が明るくなる人も増えやすいため、恋愛はもちろん仕事でも良い人間関係を築きやすくなります。

どうしたらイケボになれるの?

ラジオのDJや俳優、アニメの声優はもちろん、私たちの周りのモテる男子、女子の声を聞いていると、イケボの人は男女ともにたくさんいます。 イケボの人たちの声を聞いていると、「どうしたらこんなにイケボになれるの?」「私もモテ声になりたい!」と思われる方も多いかと思います。 しかし、その考え方でイケボの声の出し方を練習し始めると、人によってはイケボのモテ声になるどころか、ただのナルシストになってしまう可能性もあります。

イケボの基準は何?

イケボとはそもそも自分だけで評価するものではなく、他の人からも魅力的な声と判断された声をイケボと言うことができます。 自分で自分のことをイケメンやモテる男子、女子と思っているだけでは、それはただの自己満足になってしまいます。 本当のイケメンやイケボは、自他共に認められて初めてイケメンやイケボと呼ぶことができます。

そのためイケボの練習を始める前に、周りの人がどんな声や声の出し方をイケボと呼ぶのかをしっかり確認することが大切です。 自分がイケボだと思う人の声を参考にした場合、それは他の人からしてみればイケボではない可能性があるので、周りの人がイケボだと評価するモテる男子、女子のような人の声の出し方を参考にすることが大切です。

またイケボにも明るく華やかな声、さわやかな青年の声、落ち着いた声、ハスキーな声、というように様々な種類のイケボがあります。 全てのイケボの声の出し方をマスターするのは難しいので、まずは自分の声の高さも考えながら、どんなイケボの人を参考にしたいのかを決める必要があります。

イケボの練習で参考にしたい人の決め方は?

イケボになってモテたい、好きな人にアピールしたいという人は、自分がイケボになって「○○さんは声が素敵ですね!」と言われたら嬉しい相手をイメージすることも大切です。 またイケボと言われたら嬉しい人の好きなタイプや芸能人、声優などを知っておくことでイケボを練習するモデルとなる人を決めることもできます。

人によっては皆にイケボと呼ばれる声になりたいのに、イケボと呼ばれたい人をたった一人に絞ったら意味がないのでは?と思われるかもしれません。 しかし、そのたった一人の人にもイケボだと思わせられない声の出し方は、たとえ何百人の人が聞いてもイケボという評価は得られません。 それはイケボだと思われたい人のターゲットを絞らないと、イケボを練習するときに目標が明確にならないからです。

高い声が好き、低い声が好きというように、イケボの判断基準は人によって様々なため、ターゲットを絞らないと、自分がどのようなイケボを目指せばよいのか練習途中で分からなくなってしまい、そもそも皆からモテるイケボってどんな声なんだろう?というように自分の目指すイケボのイメージが漠然としてしまいます。

そのためイケボの人の評判は他の人の評価を知る必要がありますが、どのようなタイプのイケボを目指すのかは、自分の声の音域に近い俳優や声優を選び、自分がイケボと言われたら嬉しい人を決めて練習することが大切です。