世界遺産・熊野古道って歩いたことはありますか?濃く深い森に佇む大木に、苔に覆われた石段、静寂に包まれた参道など、神秘的な光景が広がる日本有数のパワースポットのひとつです。フランスの有名ガイドブックで評価され、一躍世界中が大注目。「名前だけは知っている」なんて人も多いはず。
日本人の旅(巡礼)の原点ともいわれている「熊野詣(くまのもうで)」。アクセスの良いコースから険しく長い道を進む本格的なコースまでいくつものルートがありますが、その旅の途中で“サ活”ができる新施設がオープンしました。歩いて、整って、そして歩く…そんな新たな熊野古道の楽しみ方を「SEN.RETREAT TAKAHARA」が提案してくれますよ。
熊野古道の一棟貸しのお宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」に新しく誕生したフィンランド式サウナ「Kumanoko Sauna」は、“熊野古道を歩いた後にサウナと水風呂で整う”がコンセプト。巡礼で疲れた体をやさしく癒やし、翌日の歩みをサポートしてくれる、そんな場所です。
通常サウナと聞くと、温まった室内に入るイメージですが、フィンランド式サウナは自分で環境を作っていくのがひとつの楽しみ。ゆえに、薪を割って、火を入れ、薪をくべるなど、自分たちで一通りの環境を整えていきます。1組限定なので、自分たちの好みのサウナ空間をじっくり追求できちゃうんです。ある種の没入感や修行感は、巡礼に通じる部分があるのかも?
サウナ内の薄暗い照明は瞑想にもぴったりな環境。熊野古道を歩き、気づいたことや考えたことを振り返る場所としても最適です。もちろん、ストーブの炎を眺めながら一緒に歩いた仲間と話すのも楽しそうですね。
サウナでほどよく汗を出したら、自然崇拝が根付く熊野古道ならではの“神宿る自然”のなかで森林浴を体験。心も体もすっきりして、リフレッシュした感覚になれるはず。地元の桶職人が製作した風呂桶にざぶんと入り、一気にクールダウンするのも気持ち良さそう!
なお、空き家をリノベーションした「SEN.RETREAT TAKAHARA」は、広々としたリビングや3室の和室を用意。トレッキング&巡礼仲間だけでなく、カップルやファミリーでも利用しやすい場所です。新しい巡礼のカタチと過ごし方を提案する、新感覚の“サ活”体験。一度トライしてみる価値は大いにありそうですね。
【スポット詳細】
名称:Kumanoko Sauna
設置場所:SEN.RETREAT TAKAHARA
住所:和歌山県田辺市中辺路町高原1966
アクセス:紀勢自動車道「上富田IC」から車で約40分
料金:19,000円~(※6名利用時、1人あたり)
<文=相川真由美>
※掲載されている情報は公開日のもので、最新の情報とは限りません。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
提供・あそびのノート
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