おしゃれさんに人気のターバンは初心者からするとつけ方の難しそうですよね。実は、つけ方さえマスターしてしまえば不器用さんでも簡単にヘアアレンジを楽しめるアイテムなのです。今回は、ターバンが人気の理由と、ヘアスタイル別のターバンのつけ方アレンジを紹介します!
ターバンのつけ方をマスターしよう!
ターバンを使ったヘアスタイルのアレンジは、一見難しそうで自分には似合わないかな?と避ける方も多いです。しかし、つけ方をマスターすれば最も簡単にヘアスタイルのアレンジを完成できるアイテムになります。似合わないことありませんよ。
ヘアピンやゴムを使ってヘアスタイルのアレンジを完成させるためには、どうしてもテクニックが必要です。ヘアバンドであればつけるだけで簡単です。時間が無い時でも、忙しい朝でも、ターバンひとつだけでいつもと違った自分に変身できます。
そんなお手軽なヘアスタイルのアレンジに欠かせない定番アイテムとなっているターバンですが、ターバンをただつけるだけでは似合わない場合もあります。つける位置を間違えると、洗顔前のヘアバンドをしているような印象でおしゃれとは程遠く似合わないのです。
そこで、今回はロング、ミディアム、ボブ、ショートのヘアスタイル別のターバンのつけ方のポイントとアレンジを紹介します。
ターバンが人気の理由は?
1.時短でヘアスタイルが完成する
ターバンが人気の理由のひとつは、先ほども説明したように、最も大きな理由は時短でヘアスタイルが完成することです。つけ方をマスターすれば、ヘアゴムを使ったヘアスタイルのアレンジと比較して圧倒的に時短でヘアスタイルが完成します。また、ヘアスタイルの問題をごまかしたい時にも活躍します。
朝の忙しい時に寝ぐせがどうしても直せない時にもターバンを使って隠すことができます。風邪が強い日は、せっかく気合いを入れてヘアスタイルをアレンジしても崩れてしまいますが、ターバンを使ったヘアスタイルのアレンジであれば比較的崩れにくいです。
崩れたとしてもサッと直せるので便利ですよ。ヘアカラーが抜けてきた時や、プリン状態に近付いているときもターバンをつけることで目隠ししてヘアスタイルをアレンジできます。似合わない人のいない、便利なアイテムです。
2.顔の補正効果が抜群!
似合わないかもしれないと手を出しづらいターバンですが、何故似合わないと考えてしまうのでしょう。もしかして、顔が前面に出ることでフェイスラインが丸出しになると考えている方いませんか?実は、それは誤解です。ターバンを使うことで逆にフェイスラインの輪郭コンプレックスを補正できる効果があります。
例えば、丸顔が気になっていてターバンが似合わないと思っている方は、ターバンを巻く位置を耳の上が少し隠れるようにしてみて下さい。すると、丸顔のフェイスラインが補正されて細長い印象を与えます。おかげで、丸顔が補正されて目立ちにくくなりますよ。
逆に面長な顔が気になってターバンが似合わないと思っている方は、ターバンを巻くときに前髪を出して、耳の横から後れ毛を引き出すようにして下さい。すると、縦方向に長細かったフェイスラインが前髪とサイドのボリュームのおかげで、面長のフェイスラインが補正されて丸みのある印象を与えます。
このように、つけ方を変えるだけでターバンを使って輪郭コンプレックスを解消できるので、根強い人気が続いているのです。似合わないと勘違いして使わないのは損ですよ。
ターバンの選び方は?
ターバンには、生地や形によって様々な種類があります。そのため選び方を間違えると似合わない場合があります。シンプルなファッションのアクセントとなるターバンなので、自分の髪色やファッション、季節に合わせて選ぶことが大切です。余りにもファッションと合わないターバンを選ぶと、ターバンだけが強調されて全体から浮いてしまって似合わないです。
ターバンの色を選ぶ時、髪色が暗めの方は明るめのターバンがおすすめです。逆に明るめの方は、悪目立ちすることを避けるために暗めのターバンを選びましょう。ターバンの素材はとしてはカジュアルなファッションを好む方はコットン素材、大人っぽいファッションを好む方はシルク素材、秋冬には季節感のあるベロア素材もおすすめです。
ターバンを選ぶ時は、似合う似合わないだけでなくつけ心地もチェックしましょう。ターバンを長時間つけているものなので、サイズ感が大切です。頭を締め付けない、けれど緩すぎてずれてしまわないものがベストです。頭の大きめの方はフリーサイズで収縮性がある生地のターバンがおすすめです。
次に、ターバンの幅もポイントです。初心者の方は、幅の広いターバンよりもヘアバンドやカチューシャに近い幅の細いターバンが扱いやすいのでおすすめです。どんな服装でも似合わないことが無いので、ロング、ミディアム、ボブ、ショートのどれにも合わせやすいです。
幅の広いターバンは上級者向きです。小顔効果が期待できるのですが、インパクトもあるので慣れてないとバランスが崩れて似合わない可能性もあります。ターバンのつけ方に慣れて、服装とヘアスタイルを合わせた全体のバランスがとれるようになってから挑戦しましょう。
ターバンのつけ方アレンジ【ロング】ポイント!
ロングのヘアスタイルであれば、ターバンのアレンジは似合わないものが無いほど自由自在です。ロングならガーリーにも、大人っぽくも、アレンジできるのでおすすめです。
ロングの場合、ヘアスタイルをアレンジがワンパターンになりがちです。ロングだからおろすだけ、ロングだからお団子にまとめるだけ、そんな風にロングのスタイリングはワンパターンになりがちです。
ロングでもターバンを使えば、いつもより可愛らしい印象に変わります。ロングの長い髪を結ぶのが苦手な方でも、ターバンを使えば崩れた部分を隠せます。崩れた部分も後れ毛となってこなれ感が出ますよ。
ターバンのつけ方アレンジ①ロング×ウェーブ
ロングの細かいウェーブをつけたヘアスタイルにターバンをつけると、どこかエキゾチックな雰囲気のあるスタイルが楽しめます。ロング以外のヘアスタイルの場合は、ウェーブをつけるとどうしてもガーリーになりますが、ロングであれば大人っぽい仕上がりになりますよ。
つけ方アレンジとしては、髪全体をおろした状態で襟足の髪を少し残してターバンをつけることです。ロングのヘアスタイルで襟足までターバンに入れるつけ方をすると、ターバンが膨らんでキレイに見えないことがあります。髪全体をおろす時は、襟足は残すようにすることでおしゃれに見せることができますよ。
ターバンのつけ方アレンジ②ロング×高めお団子
ロングのヘアスタイルの団子も、ターバンを使うと簡単に仕上がります。せっかくのロングを活かした高めのお団子にしましょう。簡単なのにゆるふわ感のある可愛らしい印象に仕上がります。
つけ方のアレンジはきっちりと結ばずゆるふわっとしたお団子にすることです。そのままでは崩れそうなお団子でも、ターバンをつけるので崩れる心配はありません。前髪を出して、前髪の生え際にターバンが来るようなつけ方が丁度良いですよ。サイドから後れ毛を出すとこなれ感が出ます。
高めのお団子でターバンをつけると視線が上に向かいます。おかげで長身に見えるのでスタイルが良い印象を与えます。
ターバンのつけ方アレンジ③ロング×くるりんぱ
ロングのヘアスタイルであれば、定番アレンジのくるりんぱも簡単です。ターバンと組み合わせることで前から見るとボブっぽく、後ろから見るとしっかりスタイリングしたようなヘアスタイルが仕上がります。
つけ方アレンジとしては、「ハーフアップでくるりんぱをしてねじってまとめる」を3回ぐらい繰り返してターバンを使って最後の結び目を隠し、全体をまとめるつけ方がおすすめです。ターバンで覆うようにまとめるので、後ろから見たヘアスタイルをキレイに仕上げることができます。
簡単なのに、前から見た時はボブっぽくスッキリとして、後ろから見るとしっかりスタイリングした状態になりいつもとは違う印象を楽しめます。もちろん、覆わずに最後の結び目を出していてもターバンのおかげでキレイにまとまります。
ターバンのつけ方アレンジ【ミディアム】ポイント!
ミディアムのヘアスタイルでターバンを使ったつけ方アレンジをする時は、ターバンをつけた時の顔周りの髪の毛をどうアレンジするかが大切なポイントになります。ミディアムで後れ毛を出し過ぎるとボサボサとした印象になってしまうし、ミディアムで髪をきっちりターバンにしまうとミディアムのヘアスタイルが活かされません。
ミディアムは顔周りの髪の毛をしまい過ぎないようなターバンのつけ方しましょう。ミディアムにはパーマやコテを使ってふんわりとした程よい後れ毛を出すアレンジが似合います。また、ミディアムのヘアスタイルであればしっかりと結ぶことができます。後ろから見た時の印象がキレイになるように考えたターバンのつけ方を心がけましょう。
ターバンのつけ方アレンジ①ミディアム×ハーフアップ
ハーフアップのつけ方アレンジであればミディアムのヘアスタイルの長さを活かして可愛く仕上がります。前髪があるとガーリーに、前髪が無いと大人っぽい印象を与えます。服装に合わせて雰囲気を選びましょう。
つけ方アレンジとしては、スポーティーなターバンを選ぶ時はハーフアップには少量の髪を使って、女性らしい髪の長さを残すことです。おろした髪は内巻きにして女性らしさが出るようにスタイリングしましょう。
逆に、ガーリーなターバンをラブ時はハーフアップから下ろす髪を少なめにして、ゆるふわ感のある優しい女性らしさを出すことです。ハーフアップにしたお団子から後れ毛を出し、無造作感を出すとこなれ感が増しておしゃれです。
ターバンのつけ方アレンジ②ミディアム×低めお団子
ミディアムのヘアスタイルであればお団子スタイルも楽しめます。まだ短めなので、低めのお団子スタイルにしてください。ターバンが丁度良い位置で固定されるのでつけ心地も抜群です。
つけ方アレンジとしては、きっちりとお団子に結ぶのではなく、後れ毛をだしてゆるい雰囲気を出すことです。ゆるふわ感が出るだけでなく、小顔効果も高くなるのでおすすめですよ。後れ毛にカールをつけるとより可愛らしい印象を与えます。顔の周りで後れ毛をフワッとカールさせることで、今どき風のヘアスタイルになります。
ターバンのつけ方アレンジ③ミディアム×編みこみ
ミディアムのヘアスタイルで短めの編みこみを作りましょう。ターバンを使ったつけ方アレンジであればミディアムの長さでもボサボサとはみ出す毛を抑えることができるのでキレイな編みこみスタイルが仕上がります。
つけ方アレンジとしては、ターバンをつけてから編みこみを行うことです。ターバンによって髪がまとまっているのでミディアム丈でも編みこみが簡単です。幅広めのターバンを選ぶことがおすすめです。また、ミディアムの編みこみはガーリーな印象が強くなるので、大人っぽい印象を残したいのであればターバンはシンプルなものを選びましょう。
人とは違うアレンジがしたい方は、下から上に向けて編みこみをしても可愛いですよ。最後に結び終わった毛先をターバンに挟めばキレイに仕上がります。ミディアムだと後れ毛が出やすいのでターバンで隠すようなつけ方をしましょう。