元気いっぱい、体を使って走り回り遊び倒したい子どもたち。そんなキッズも大満足できる観光スポットが別府にはたくさんあります。大自然に圧倒されたり、動物たちのすぐ側まで接近できたりする、ワクワクドキドキが止まらない場所へ、いざ出発。大人も楽しめるおすすめの観光スポットを6つご紹介します。
1 べっぷ地獄めぐり
大自然のエネルギーを体感する「べっぷ地獄めぐり」
赤い水面から湯気が立ち上る「血の池地獄」や、美しいコバルトブルーがまぶしい「海地獄」など、別府には多くの地獄が存在します。その昔、噴気や蒸気、熱湯で近づけないような場所は「地獄」と呼ばれ避けられてきましたが、その珍しさが着目され、厄介物から一転、観光スポットとなりました。
それぞれ目玉となる地獄の他に、地獄の熱や泥などを活用した名物が見られます。圧倒的な自然のパワーを五感で味わうべっぷ地獄めぐり、ぜひ体験してください。
約80頭のワニがひしめく。迫力の「鬼山地獄」
子ども連れに人気の地獄といえば、大量のワニがいる「鬼山地獄」。1923年(大正12年)、日本で初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始めました。
普段はあまり動かず、意外にもおとなしいワニたち。折り重なるようにじっとしていたかと思うと、急に水しぶきを上げてケンカをすることもあります。後ろ足で頭をかく猫のような仕草をしたり、大きなうめき声を上げたり、全身をだらんとして脱力したり、普段は見る機会の少ないワニの様子を観察してみましょう。
ご当地サポーターコメント
「鬼山地獄」には、ワニの骨格標本や、大きな剥製などの展示もあります。子ワニには、それぞれ違った模様があるのがはっきり見られるそうですよ!
べっぷ地獄めぐり
大分県別府市鉄輪559-1
JR別府駅より車で約15分
JR別府駅よりバス乗車、「海地獄」下車すぐ
8:00~17:00
定休日:無休
共通観覧券大人(高校生以上)2,200円、小人(小・中学生)1,000円
0977-66-1577(別府地獄組合)
Ⓟ:無料
2 別府ラクテンチ
昭和4年創業、九州最古の遊園地でゆるりと遊ぶ
0~2歳の子どもが遊べるアトラクションも6種類あり、地元の人たちは親子3代での来園者も多い遊園地です。食事を持ち込んでも大丈夫。珍しい二重式観覧車「フラワーかんらん車」に乗れるのは、日本でここだけです。
四季の豊かな自然も満喫できます。春は約3,000本の桜が園内を彩り、夜桜見物も可能。夏は冷たくてきれいな湧き水と温泉をかけ合わせた「温泉湧き水プール」、その他にも季節ごとに「こども向け無料イベント」を開催中です。大吊橋からは、別府の海と街が織りなす絶景を望むことができます。
かわいい動物たちと直に触れ合う
名物「あひるの競走」では、レース前にどのアヒルが1位になるか予想してみましょう。的中すればお土産をもらえます。他にもペンギンやチンパンジー、日本に2頭しかいないキタホオジロテナガザル、ミーアキャット、ワオキツネザルなど様々な動物がいます。中でも人気を集めるのがカピバラ。顔以外なら触れることが可能、ゴワゴワした毛を撫でてみてください。
「バードパーク」では、人間が鳥の住むエリアの中に入り、柵なしでフラミンゴやクジャク、烏骨鶏やアヒルと触れ合うことができます。
ご当地サポーターコメント
園内にある温泉「絶景の湯」もおすすめ。展望大浴場からの景色をぜひ楽しんでください。時間がない場合は、足湯だけでも楽しめますよ。
別府ラクテンチ
大分県別府市流川通り18
JR別府駅より車で約5分(メインゲート)
JR別府駅よりバス乗車、「ラクテンチ」下車すぐ(メインゲート)
9:30~17:00(12月は10:00~16:00 ※季節変動あり)
火曜(6月、12〜2月は火・水。1月中旬〜2月中旬は冬季休園。詳細はHPを要確認)
メインゲート(ケーブルカー往復乗車券付)大人(中学生以上)1,300円、小人(3歳~小学生)600円、2歳以下無料
0977-85-8888
Ⓟ:有料
3 フォレストアドベンチャー・別府
森の中で風になる、爽快感いっぱいのアクティビティー
2019年にオープンした施設。ハーネスを装着し、樹々の合間を渡り歩き、ジップスライドでシューっと滑る体験ができます。自然の中で心も体もリフレッシュしましょう。
ファミリーには「キャノピーコース」がおすすめです。樹上1~8mを空中散歩。約1時間楽しめます。高いところが怖い、うまく進めるか不安という人も大丈夫。コースに出る前に、優しいスタッフによる安全講習と練習があります。最初は怖がっていても、いつの間にか慣れて夢中になる子どもも多いようです。
3歳から遊べる地上コースや木工体験もあり
身長が110cmに満たない子どもでも楽しめる「モンキーラリーコース」も。1時間1,000円で蜘蛛の巣ロープやボルダリング、ハーネスをつけないジップライン、ブランコや斜面の駆け上がりなど、思う存分体を動かして遊べます。他にも有料トランポリンがあったり、木の台に飾りをつける・色塗りをするなどの木工体験をしたり。どんな年代の子どもも満足できる体験がいっぱいあります。
嵐などの悪天候以外は、雨の日も営業中です。自然のなかで、普段はできないドキドキ・ワクワクを味わってみませんか。
ご当地サポーターコメント
キャノピーコースではハーネス装着に「かっこいい!」とテンションが上がる子どもも多いそう。人数制限があるので、事前予約するのが確実です。
フォレストアドベンチャー・別府
大分県別府市志高4380-1
JR別府駅より車で約22分
JR別府駅よりバス乗車、「志高湖畔」下車徒歩約3分
9:00~15:00 ※季節により異なる
不定休、悪天候時は休園
アドベンチャーコース3,800円(1名)、キャノピーコース2,800円(1名)
070-4024-1010
Ⓟ:無料
4 うみたまご
楽しい・かわいい・おもしろい、必見のパフォーマンス
「動物と仲良くなる」をテーマにした水族館。食卓で馴染みの深い魚から、普段は見られない珍しい動物まで、多くの生き物と出合えます。必見はイルカのパフォーマンス。1階のプールサイドなら水しぶきを浴びながら、2階席からは華麗にジャンプしたイルカの様子を目の前で鑑賞できます。 「うみたまパフォーマンス」も見逃せません。芸達者のセイウチが魅せるショーは、とにかく笑えて愛らしく、会場は拍手喝采です。ショーの最後にはセイウチの巨体を撫でられる触れ合いタイムもあります。
動物たちの自然な姿に触れ合える「あそびーち」
「あそびーち」は、人工の砂浜。運が良ければ、イルカやオットセイ、ペンギンを間近で見られます。サンゴ砂を敷き詰めた砂浜に裸足で入るとシャリシャリとした楽しい感触を味わえ、すぐそばにはナマケモノが住む温室もあります。
体を動かしたくてムズムズしている子どもには、キッズコーナーがおすすめ。海の仲間をモチーフにした遊具で心ゆくまで遊びましょう。他にも豊後水道の潮流を再現した大回遊水槽や、タチウオやクラゲが幻想的なアートコーナーなど、趣向を凝らした水槽も多く、見どころ満載です。
ご当地サポーターコメント
イルカショーの意外な楽しみ方のひとつが、水中の様子の鑑賞。高くジャンプする直前・直後の動きなど、普段は見られない貴重な姿を館内からガラス越しに見られます。
うみたまご
大分市大字神崎字ウト3078-22
JR別府駅より車で約10分
別府駅よりバス乗車、「高崎山自然動物園前」下車すぐ
9:00~17:00 ※お盆やGWは時間延長あり
年に2〜3日ほどメンテナンス休暇あり ※詳細はHPを要確認
大人(高校生以上)2,600円、子ども(小・中学生)1,300円、幼児(4歳以上)850円
097-534-1010
Ⓟ:料
5 高崎山自然動物園
約1,000頭の野生のサルを間近で観察
野生のニホンザル約1,000頭が集まる場所。ジャングルジムや滑り台で遊ぶ赤ちゃんザル、ケンカをする大人のサル、貫禄を見せる各群れ第一位のサルなど、それぞれの個性が垣間見えます。
30分おきにある餌タイムに合わせて、餌場に集まってきます。野生とはいえ、人を怖がる様子など全くないサルたち。すぐ隣や目の前、屋根、どこにでもひょいと現れます。「触らない、からかわない(驚かせない)、目をじっと見ない、座って見ない、食べ物やビニール袋を出さない」という5つのルールを守りましょう。
四季によって変わるサルの様子
400年ほど前にはサルがいた、という記録がある高崎山。春にはたくさんの赤ちゃんザルが見られます。夏は園内のプールではしゃぐ小ザルの姿、秋は鮮やかな紅葉の中でサルの様子を観察しましょう。冬には体を寄せあって寒さをしのぐ「サル団子」が、あちこちで見られます。
道路を挟んだ海側にある「おさる館」も楽しみが満載。絶妙な塩加減がおいしい「うみじおソフト」や、子どもに大人気の「もんちゃん焼き」をはじめ、グルメやお土産が揃っています。
ご当地サポーターコメント
小さい子どもは、親がしっかり手をつないでいると安心。いいことがあるという「サルのまたくぐり」も、ぜひ狙ってみましょう。
高崎山自然動物園
大分県大分市神崎3098-1
JR別府駅より車で約10分
JR別府駅よりバス乗車、「高崎山自然動物園前」下車すぐ
9:00~17:00(最終入園は16:30まで)
無休(年に数日程度、臨時休園する場合あります)
大人(高校生以上)520円、小中学生260円、小学生未満無料
097-532-5010
大型車1,050円、普通車・軽四輪車420円
6 田ノ浦ビーチ
南国ムードあふれる美しいビーチで思う存分遊び倒す
別府市と大分市を結ぶ国道10号線に面している海浜公園。美しい砂浜と緑が印象的で、別府湾の眺望も抜群です。「恋人の聖地」にも認定されています。
公園中央にあるレストハウスは、誰でも利用できる休憩所。一面がガラス張りで天井も高く、開放的な空間です。温水シャワーやコインロッカーも使用できます。夏の海水浴以外にも、犬の散歩やジョギング、読書、ビーチバレーなど、思い思いの過ごし方でビーチを満喫しましょう。
遊歩道や人工島をのんびり歩く、ぐるり散歩もおすすめ
ビーチ西側には、まるで本物の船のような形をした大型遊具があります。通称「カピタン号」の滑り台やジャングルジムに、子どもは大喜び間違いなしです。
レストハウスから伸びる橋を渡ると、全面を芝で覆われた人工島「田ノ浦アイル」に到着。風にそよぐパームツリーやチャペル風の建物が、南国ムードを盛り上げます。島内には海や街を眺めるベンチも点在。波の音を聴きながらゆったり海を眺めたり、海風を浴びてお散歩したり、夜は星空鑑賞したりと、ゆったりとした時間を過ごせます。
ご当地サポーターコメント
海水浴シーズンには複数のライフセイバーが常駐し、海の安全を守ってくれます。ほとんど波のない穏やかな海を満喫しましょう。
田ノ浦ビーチ
大分県大分市大字神崎字浜4253
JR別府駅より車で約10分
JR別府駅よりバス乗車、「田の浦」下車すぐ
9:00~23:30
定休日:無休
無料
097-537-7458(田ノ浦ビーチ管理人室 ※レストハウス内)
Ⓟ:無料
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記事公開:2023/01/25
提供・星野リゾート みちくさガイド
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