左からテイラー・スウィフト&テイラー・ロートナー(2009年)、カニエ・ウェスト Photo: BDG/Shutterstock,Broadimage/Shutterstock
テイラー・ロートナーが、過去に目の前で繰り広げられたテイラー・スウィフトとカニエ・ウェストの「いざこざ」について振り返っている。
2月1日(水)、妻でインフルエンサーのテイラー・ドームとともにポッドキャスト番組「The Squeeze」に出演した俳優テイラー・ロートナー。
この中でテイラー・ドームから、俳優人生で過去に戻れるとしたら、どの時点に戻ってみたいかと尋ねられたロートナーは、「2009年、MTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)で、テイラー・スフィフトに賞を贈ったときだろう」と答えた。
2009年9月の授賞式で、ロートナーはスウィフトの「You Belong with Me」のミュージック・ビデオに最優秀女性ビデオ賞を贈った。当時、ロートナーとスウィフトは交際を始めたばかりだった。
ロートナーがあえてこのエピソードをあげたのは、2009年のMTV ビデオ・ミュージック・アワードにて、スウィフトの受賞スピーチをカニエ・ウェストが妨害した事件が起こったからだった。
スウィフトが受賞スピーチを始めると同時に、カニエがおもむろにステージにあがり、彼女からマイクをうばうと、「よおテイラー、受賞おめでとう。最後までやらせてあげるよ。でも、ビヨンセは史上最高のビデオの1つを作り上げたんだ」とさけび、「ビヨンセが受賞するべきだった」と主張した。
しかしロートナーはこの一連の騒ぎを、「小芝居」だと思いこみ、とくに警戒していなかったという。
番組の中で「そうそう、ぼくたちは当時交際をオープンにしたばかりだった。そんな中で彼女に賞を贈った。それからぼくは後ろに下がって、彼女と5フィート(1.5メートル)ほど距離を取っていた」と振り返ったロートナーは、「すると彼女の受賞スピーチ中に、カニエがステージにあがってきた。ぼくはほとんど聞き取れなかったし、2人の姿も見えなかった。とにかく、そのすべてのできごとが稽古済みで、リハーサルもされた小芝居だと思っていた。そうでもないと、カニエがわざわざステージに上がってきて、テイラー・スウィフトのジャマをする意味がわからないだろ?」と続けた。
その後、カニエがスフィフトにマイクを戻し、ステージを降りてはじめて、ロートナーはこれが小芝居ではなかったことに気がついたそうだ。
ロートナーは当時について、「彼がステージから降りて、彼女がスピーチを終えた。そして振り返った彼女の表情を見た時に悟ったよ。『ああ、これはダメなヤツだ』ってね」と語っている。