「嫡子」
これ、何と読むかわかりますか?
普段の会話ではほとんど聞くことのないこの言葉。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「嫡子」読み方のヒント!
「嫡子」は、戸籍や家系図などで見かける言葉です。
「嫡」の文字のつくりが「敵」「適」「滴」などで使われるので
「てきこ」と読んでしまっていませんか?これは間違いです。
同じような意味で「嫡出子」なんて言葉もあるのですが、
こちらの方が読みやすいかも。
さて、あなたは何と読みましたか?
「嫡子」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ちゃくし」
です!
「嫡子」は、
「家督を継ぐ子ども」という意味の言葉です!
一般的には長男を指す場合が多いですが、
家業を継ぐ子どものことを言う場合もあります。
小説などで「嫡子」と書かれている時は要注意。
実は「正妻の子ども」という意味で使われているかもしれません。
時代小説やヨーロッパなどの王室を舞台にした作品で使われます。
対して妾や側室が産み、家督相続もしない子どものことは「庶子」と言います。
(法律用語では「非嫡出子」と書かれます。)
普段は使わないですが、知っていると小説やドラマの世界観を深く知れる言葉です。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!