マホガニー・ゲターさん @model.mahoganyyg / Instagramマホガニー・ゲターさん @model.mahoganyyg / Instagram

生まれつき左足が100ポンド(約45キロ)あるアメリカ人女性が、幼少時代の悲しい過去を告白し、話題を集めている。

米TODAYが紹介した人物は、米テネシー州に暮らすマホガニー・ゲターさん(25)という女性。マホガニーさんは、生まれてすぐ「リンパ浮腫(リンパ液がたまりむくんでしまった状態のこと)」があることが発見され、最終的に彼女の左足は約45キロにまで膨れ上がったという。

リンパ浮腫により、人前に出るだけで、人からジロジロ見られたり、指をさされたりと、「色眼鏡」で見られることが多いと述べたマホガニーさん。彼女自身も左足を気にしていたのか、幼少時代は鏡を避けて過ごしていたそうで、同サイトに対し「私は醜い、普通とは違う生き物のように感じていた」と語っている。

@model.mahoganyyg / Instagram

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公共の場で生足を見せたくなかったため、何年間もパンツやロングスカートしか履けなかったというマホガニーさん。しかし、そんな彼女にある日、転機が訪れる。

それは2017年のこと。あるプロのカメラマンが、マホガニーさんをモデルとしたポートフォリオ(写真集)を作るのを手伝いたいと声をかけてきたことがきっかけだった。

「一体なぜ私の写真を撮りたいワケ?」とカメラマンの申し出に「完全に懐疑的」だったというマホガニーさん。しかし、家族の後押しもあり、カメラマンに電話をかけることにしたという。

この決断により、マホガニーさんの人生は一変。自分の中には“自信に満ちたカッコイイ女がいる”ことに気がついた彼女は、それからモデルとしての仕事を契約し始め、リンパ浮腫についての関心を高めるため、SNSに自身の写真を投稿するようになったそうだ。

@model.mahoganyyg / Instagram

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そんなマホガニーさんの夢は、人気モデルのウィニー・ハーロウと写真撮影をすることだ。人気下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」などのモデルとして知られるウィニー・ハーロウは、自己免疫疾患とされる尋常性白斑(一部の肌が白くなってしまう病気のこと)という病気を患っていることで知られている。

「もし彼女と一緒に仕事をすることになったら、泣くでしょうね」

★マホガニーさんのあこがれの人ウィニー・ハーロウ↓↓

ウィニー・ハーロウ @winnieharlow / Instagram

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