チャド・スタエルスキ監督チャド・スタエルスキ監督 photo : AFF-USA/Shutterstock

アメリカのSucker Punch Productionsが開発したPlayStationのゲーム『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』。同ゲームの映画化が報道されていたが、今回、監督がこのプロジェクトについて少し残念な近況をシェアした。

2020年にPS4で発売された『Ghost of Tsushima』の成功を受けて、ソニーは2021年に『ジョン・ウィック』シリーズ監督のチャド・スタエルスキと一緒にゲームをベースにした映画を制作することを明らかにした。それ以来、映画に関するニュースはなかなか耳に入ってこなかった。

今回、Total Filmの新しいインタビューに応じたスタエルスキ監督は、『Ghost of Tsushima』の映画への取り組みは、個人的に『ジョン・ウィック:チャプター4』の次に最もやってみたいことだと明言した。残念ながら、スタエルスキ監督は、映画自体の製作はまだ準備ができていないかもしれないと述べている。

「本当にすばらしい脚本があり、本当に良いクリエイティブ・チームが背後にいます」としながらも、まだまだ自分ではコントロールできない問題があるようだ。「この作品は、すべてがうまくいくように、そしてベストを尽くすように、誰もが契約を強化しようとしている・・そんなちょっとした流動的な状態です。すばらしい脚本を手に入れ、キャストをそろえるという単純なことです。ただ、たくさんの要素が必要なのです」とつづけた。

スタエルスキ監督がこの『Ghost of Tsushima』についてとても楽しみにしていると聞いて期待が膨らむ一方で、このプロジェクトがまだ撮影を進める準備ができていないということは、公開がもう少し先になる可能性があるということだ。今後の続報に期待したい。