ジェームズ・ガン Photo: AFF-USA/Shutterstock
DCの共同CEOであるジェームズ・ガンが、『シャザム!』の主演俳優ザッカリー・リーヴァイの反ワクチンを示唆するツイート炎上について反応している。
ザッカリーといえば、2007年から2012年までNBCで放送されたスパイ・コメディ「CHUCK/チャック」のメインキャラクターとして脚光を浴びた。また、ディズニーの『ラプンツェル』では、フリン・ライダーの声も担当している。スーパーヒーロー映画への最初の進出は、マーベルの『マイティ・ソー バトルロイヤル』と『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のファンドラル役だったが、2019年にDCユニバースの『シャザム!』で主役になり、現在は、続編『シャザム!~神々の怒り~』の公開が間近となっている。
先日、ザッカリーは、製薬大手のファイザーが世界にとって本当に危険な存在であることに人々は同意するかという投稿を引用し「熱烈に同意する」とツイート。論争を巻き起こすことになった。このツイートで、彼が反ワクチンの意見を持っていると解釈されている。それ以来、多くの憤慨したファンが彼の発言に失望したことを伝えた。
今回、ガン監督がDCの計画を明らかにしたことを受け、ガン監督もザッカリーのツイートに対して自身の意見を述べた。
「ぼくが一緒に仕事をする俳優や映画制作者は、ぼくが同意することも同意しないことも発言するだろう。そして、それは起こるべくして起こったことだ。ぼくがどう思うから、誰かが何かを言うべきだとか、そういうリストはない。それに、ある俳優がぼくの意見に合わないことを言ったからといって、常にプランを変更するわけにはいかない。同じことだけど、もし誰かが道徳的に非難されるべきことをやっているとしたら、それはまた別の話。そういうことをすべて考慮しなければならない。バランスだ」とガン監督はコメントした。
ザッカリーが主演を務める『シャザム!』の続編『シャザム!~神々の怒り~』は、2023年3月17日(金)に控えている(日米同時公開)。