マイケル・ジャクソンと、ジャファー・ジャクソン Photo: Shutterstockマイケル・ジャクソンと、ジャファー・ジャクソン Photo: Shutterstock

伝説的歌手マイケル・ジャクソンを題材にした伝記映画で、マイケル役をおいっ子のジャファー・ジャクソンが務めることが明らかになった。

2009年にこの世を去った「キング・オブ・ポップ」ことマイケル・ジャクソン。現在、マイケルの伝記映画『マイケル』の製作がスタートし、監督は、アントワーン・フークアが務めることが決定している。

そんな中、気になるマイケル役をなんとじつのおいっ子である歌手のジャファー・ジャクソン(26)が務めることが決定した。

ジャファーはマイケルの兄ジャーメイン・ジャクソンの息子で、歌手として活動している。マイケルの母親であるキャサリン・ジャクソンはこのキャスティングについて「ジャファーは、私の息子(マイケル)を体現してくれています。彼がエンターテイナーとパフォーマーというジャクソンの遺産を受け継ぐのを見るのはとてもすばらしいことです」と声明の中で語っている。

またネット上では、ジャファーの歌声がマイケルの声にソックリだと話題になっており、彼のYouTubeには「マイケルが生きてるみたい。歌声がソックリ!」「マイケルが入り込んだみたい」「ジャクソン家のDNAだ!」いったコメントが投稿されている。

この発表にあたり、ジャファーはマイケル役のリハーサル中の写真を初公開。マイケルの大ヒット曲「ビリー・ジーン」を彷彿とさせる衣装とポーズをきめ、「マイケルおじさんの物語に命を吹き込むことができて、とても光栄です。世界中のファンの皆さん、もうすぐお会いしましょう」とつづっている。

同作のプロデューサーで、2018年に大ヒットした映画『ボヘミアン・ラプソディ』のプロデューサーも務めたグラハム・キングは、「私は2年以上前にジャファーに会い、彼がマイケルの精神と個性を有機的に擬人化する方法に圧倒されました」とコメント。さらに「それはとてもパワフルなもので、世界中を探しても、この役を引き受けるのは彼だけだということは明らかでした。彼がおじを演じるために参加してくれたことに感激を通り越し、マイケル・ジャクソンとして大画面に登場するのを世界中で見ることができるのが待ち遠しいです」と、ジャファーがマイケルにピッタリであると強調した。

また、アントワーヌ監督は、「ジャファーがマイケルに命を吹き込むのを見るのは、信じられないほど興奮します。彼はマイケルを模倣する神様から与えられた才能を持ち、カメラとの相性もバツグンです」と絶賛している。