リサ・マリー・プレスリー photo : Broadimage/Shutterstockリサ・マリー・プレスリー photo : Broadimage/Shutterstock

伝説の歌手エルヴィス・プレスリーの一人娘であり、先日54歳でとつぜん亡くなったリサ・マリー・プレスリー。彼女が亡くなる直前の詳細が明らかになった。

リサ・マリー・プレスリーは1月12日、米カリフォルニア州カラバサスにある自宅で心停止を起こし、倒れているところをメイドが発見。病院に緊急搬送された。医療スタッフが病院に到着する前に蘇生活動をし、一度は脈拍が回復したと報じられているが、しかしその後、残念ながら死亡が確認された。

今回リサ・マリーの家族の関係者はTMZに対し、彼女が死の数ヶ月前から極端な減量療法を行い、さらにはオピオイドを服用していたと語った。オピオイドとは強い鎮痛作用をあらわす、医療用麻薬製剤だ。

TMZはリサ・マリーが長年オピオイドを服用したことで依存症に苦しんでいたと報じている。

また亡くなるたった2日前の1月10日、リサ・マリーは「第80回ゴールデン・グローブ賞」授賞式に、母プリシラとともに出席。映画『エルヴィス』で、主演のオースティン・バトラーが主演男優賞(ドラマ部門)を受賞した際には会場で祝福する姿を見せていた。

しかし関係者によると、授賞式という公の場に出るためか、この2か月前に整形手術を受けダイエットの薬を飲み始めたのだという。ダイエット薬を服用した結果、彼女はわずか6週間で約9.5キロもヤセたという。

「ゴールデン・グローブ賞」に出席した際には元気に見えたリサ・マリーだが、実はインタビュー中に立っているのが困難で、歩くのに補助が必要だったため、レッドカーペットでは苦労していたという。

しかし授賞式当日、E!ニュースのインタビューに対し「(映画『エルヴィス』は)とても心を打つものでした。本当におどろかされた。あまりにすばらしくて、的確で、本物だったから、観たあとどうしたらいいのかわからなくなった」と気丈に話していた。