ザッカリー・リーヴァイザッカリー・リーヴァイ

DC映画『シャザム!』などで知られる俳優のザッカリー・リーヴァイ(42)が、現地時間1月29日日曜の早朝に製薬大手ファイザーに対する批判的なツイートを投稿し、ネット上で非難を浴びている。

ザッカリーは、反ワクチン派のアカウントがファイザーを「世界にとって本当に危険な存在かどうか」とたずねる投稿を引用して「熱烈に同意する」とツイートし、論争を巻き起こすことになった。

ザッカリーは個人的な意見を述べたとはいえ、今やワーナー・ブラザース・ブランド内の人物であり、この炎上で、自身が出演する作品のプロモーション活動に大きな影響がでる可能性も少なくない。ザッカリーが主演を務める『シャザム!』の続編『シャザム!~神々の怒り~』は、2023年3月17日(金)に控えている(日米同時公開)。

最近、ワーナーは、2億5000万ドルかけたスーパーヒーロー映画『The Flash(原題)』に出演予定の主演のエズラ・ミラーに関連する騒動にも直面している。エズラといえば、バーモント州の隣人の家に侵入し、酒を盗んだとして不法侵入の罪を認めた。

また、昨年12月には、スーパーマンのスター、ヘンリー・カヴィルが、DCスタジオの大改革が行われた数日後に、スーパーマンとしての復帰を撤回。このように、DC映画に関する俳優の衝撃的なニュースが多くなっているなか、今回のザッカリーの発言に心配する声も数々上がっている。

ザッカリーは炎上後すぐに、2009年にシェアされた「司法省、史上最大の医療費詐欺の和解案を発表」というタイトルのリンクから、別のツイートを再投稿した。「ぼくが言っていることのほんの一例だけど・・」と悲しい顔の絵文字をつけた。

しかし、これにもすぐにソーシャルメディアのユーザーからの反発を招いた。「こんなことしている場合じゃないでしょ」「がっかりするようなくだらないこと」「ここにきて、じつはあなたの映画にちょっと期待していた。でも、違う。今はもう応援しない」などの声が見受けられた。