アンドリュー・ガーフィールド Photo: Columbia/Kobal/Shutterstockアンドリュー・ガーフィールド Photo: Columbia/Kobal/Shutterstock

アンドリュー・ガーフィールドが、自らの代表作と言えるあの役のオーディションを受けたときの心境を告白している。

俳優アンドリュー・ガーフィールドといえば、2012年と2014年に公開された人気ヒーロー映画『アメイジング・スパイダーマン』シリーズで、主人公スパイダーマンことピーター・パーカーを演じたことで、その名が広く知られることとなった。

2021年に公開されたトム・ホランド主演の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、トムをはじめ、トビー・マグワイアとも共演。歴代スパイダーマンが集結したことも記憶に新しい。

そんな中、2月28日にマーベル社がリリースする『スパイダーマン』キャストへのインタビューを掲載したオフィシャルブック「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム:オフィシャル・ムービー・スペシャル」の中で、アンドリューがオーディション当時の心境を語っている。

公式本の出版に先駆け公開されたインタビューの一部の中でアンドリューは、「『子供のころに見たあのヘンな夢を現実のものにできたら、どんなにクールだろう』と思っていた」とオーディションを受けたきっかけを語ると、「だからもちろん、オーディションには挑戦した。受かるかどうかはあんまり考えていなかった」と続けた。

そんなアンドリューは最初のテストに合格し、スクリーンテストのために再びオーディション会場をおとずれたときには、その感覚がすこし変化したようだ。

「いきなり思ったんだ。『これはもしかすると、もしかするかもしれない。ぼくの人生がガラッと変わるものになるかもしれない』ってね」と、合格が現実味を帯びてきたことを実感したというアンドリューだったが、「そこまで有名になりたいのか?そこまで責任が負えるのか?」という葛藤もあったそうだ。

そんなアンドリューは、「それでも、『やりたい、もちろんやりたい!』という気持ちの方が強かった。だからスクリーンテストまで来て、役を受けることにしたんだ」と語り、スパイダーマンを演じる決断に至った経緯を打ち明けた。