これから夏になるにつれ出番の増えるエアコンですが、電気代が気になる…という方も多いのではないでしょうか?実は、ちょっとしたポイントに気をつけることで、電気代を節約することできると言われています。今回は、気になるエアコンの電気代の節約術をご紹介します。
夏本番を前にエアコンの電気代が気になる…
夏本番を前に気になるのが、エアコンの電気代ではないでしょうか。最近では省エネモード搭載タイプのエアコンが増えてきたものの、やはり一日中使うものなので、その電気代は気になるはず。
今回は、延長保証サービスを提供するテックマークジャパン株式会社の家電スペシャリスト(総合家電エンジニア)が、「知っているようで知らないエアコンの賢い使い方」を伝授してくださいました。
①あなたのお家は大丈夫?室外機周りに○○はNG!
ベランダや庭に設置した室外機の周辺に植木を置いていませんか?マンションの通路側に設置された室外機の前に傘をぶら下げたり、自転車、三輪車、ベビーカー等を置いていませんか?
室外機は周辺の大気を吸い込んで熱交換を行うため、周辺にモノを置くと障害となり熱交換率が下がって効率が悪くなります。それにより、電気代もかさんでしまうため、周辺にモノは置かないようにしましょう。
また、夏場に日差しが直接室外機に当たる場合は、影を落としてあげるように工夫しましょう。遮熱フードを利用したり、日傘を差すイメージで影を作ってあげると良いでしょう。
②扇風機よりもサーキュレーターの方が効果大! 28度でも快適にすごすコツ
冷房を使用すると空気の密度が増し、重くなって足元にたまるようになります。その状態で部屋を快適に保つことは困難であり、温度や風量を頻繁に切り替える動作が必要となるため、結果的に電気代の無駄遣いになるのです。
エアコンの動作を一定に保つことで節電が可能ですので、サーキュレーターを活用し冷たい空気を循環させましょう。
「扇風機でも良い?」という声が聞こえてきそうですが、エアコンの空気循環に向いているのはサーキュレーターです。
送風範囲が比較的近距離であり、涼しい風を起こす扇風機に対し、サーキュレーターは一定の風量を遠くまで送ることができ、エアコンの涼しい風をより効率的に隅々まで行き渡らせることができます。