シュールでほほえましく、ついでに勉強にもなる、2022年発売の『にゃんこ四字熟語辞典』(飛鳥新社)。2023年にパワーアップして返ってきました。その名も『にゃんこ四字熟語辞典2』。シリーズ累計20万部という、まさに千客万来なのです。

『にゃんこ四字熟語辞典2』にも、猫×四字熟語が95個掲載。猫達が体当たりで、人生の悲喜こもごもを表現しています。可愛さに悶えつつ、読み終えた後にはあなたも四字熟語博士になっているに違いありません。さっそく紹介していきましょう。

◆2023年の幕開けは……

 2023年もひと月が過ぎました。目まぐるしい毎日で、自分を振り返る余裕はないかもしれません。しかし、時には静かに内観する時間を設けてみませんか。香箱座りをした猫も、澄んだまなざしを一点に向け、沈思黙考しています。もしかしたら、今日のゴハンのことを考えているかもしれませんが。

沈思黙考
・沈思黙考……黙ってじっくりと物事を考え込むこと。

 できることなら、猫の頭の中を覗いてみたいですよね。猫は案外、哲学者(猫)なのかも。