春本番を控えて少しずつ装いが軽やかになっていく時期ですが、ガッチリとした体格のせいで、ダイエット効果が表れにくい、重見えしやすいという方は少なくないと思います。そこで習慣に採り入れたいのが、体質や体調、性格をベースに“経絡のタイプ”を診断して行うラクちん体操。それでは「骨格がガッチリしている」という“心包・三焦タイプ”の方に最適な2種類の体操を紹介します。
 

|“心包・三焦タイプ”の性格や特徴は?

まずは“心包・三焦タイプ” の人の性格や特徴をチェックしてみましょう。下記4つの項目に当てはまる方が対象になります。

  • 体格がガッチリしているのに持続力や抵抗力がない
  • 上半身が張りやすく、「太った」と感じても体重はあまり増えていない
  • 循環不良による冷え性、皮膚や粘膜の過敏によるアレルギーがある
  • のぼせや息切れをしやすく、胸部に圧迫を感じている

また、今回紹介する2つのエクササイズと合わせて、毎日の習慣として 「発汗を心がけること」 をオススメします。

 

|“心包・三焦タイプ”のための「上半身引き締め体操(1)」

**(1)床やベッドに仰向けになって両手を頭の下に置く

(2)両膝をくっつけたまま脚を上げ、胸に近づける**

(3)無理に捻らないように、膝の重みを利用するイメージで右(もしくは左)に中心から倒して戻す

まず同方向に倒す動きを4回行い、続いて反対側も同様に4回行います。実践する際は 「倒しやすい方から行う」 のがコツです。実践するにつれて、最初は腰周りの捻りだけだったのが、背中まで捻りが入るようになっていきます。