こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。輪郭や目元がぼやけがちな40代。素顔から変えることは難しいですが、メイクの力を借りればすっきりと若々しい印象をキープできます。今回は、顔を引き締め若く見せるメイク術をご紹介します。
求心的にみせるのがコツ
昔よりも顔がぼんやりしたように感じる原因の1つに、加齢に伴う皮膚の弾力の低下が考えられます。皮膚がゆるんで顔が間伸びして見えるため、ぼんやりとした印象になります。
この問題をメイクで解消するには、間伸びした皮膚を引き締めて見せたいところ。皮膚は下に外側に広がっていくので、上に&内側に寄せるように意識してメイクするとよいでしょう。
つまり、顔の中心に向かって求心的に見えるようなメイクをすると、顔が引き締まって見えるということ。では、それを踏まえてさらに3つのポイントに絞ってメイクしてみましょう。
ポイント1:シェーディングで余白を狭める
シャープな印象づくりに活躍するのがシェーディング。顔の余白が気になる部分に陰影を与えることで、すっきりと見せることができます。
まずは、シェーディングをブラシにとり、手の甲に余分な粉を落とします。濃く入れるとこけて見える原因になるため、少量ずつ重ねていき自然な陰影を目指しましょう。
シェーディングを入れるときは、まず耳の前から頬骨の下に向けて払うようにブラシを動かします。その後、シェーディングを入れた部分からフェイスラインに向けて、余白を削るイメージで大胆に塗ってください。これでフェイスラインのもたつきが感じられにくくなるでしょう。
マスク装着時にすっきりと見せたい場合は、眉から鼻筋にかけてノーズシャドウを入れてみてください。ここにシェーディングを入れると、マスクで顔の下半身が隠れていても、求心的な印象がグンと高まります。
使用したシェーディングは、フーミー「ほりふかシャドウ」(税込1,980円)。顔の凹凸感をさりげなく主張してくれる絶妙な色みで、筆者が長く愛用している一品です。