冷え性で悩む方が多いと思いますが、日本人女性の約7割が冷え性だと言われています。冷え性で悩む平均年齢は24.6歳で冷え性に悩む期間は平均で16.9年と慢性化しやすくなっています。
「足が冷たくて寝られない」「なかなか眠れない」と冷え性で睡眠にも影響がでてしまうことがあります。そんな冷え性と睡眠不足の関係について解説しながら、自分で簡単にできる冷え性の改善方法についてご紹介していきます。
冷え性と睡眠不足の関係
日常生活において日中は活動的で体温が上がりますが、夜になると身体にたまった熱が、手足から放出されて体温が下がりはじめます。この時間帯は睡眠状態に入るタイミングであり、眠くなります。しかし冷え性の方はこの入眠のタイミングに体温調節がうまくいかずに日中も体温が上がらない状態が続きます。夜になるとこれ以上体温が下がるのを防ぐため、熱の発散を抑えます。入眠のタイミングは、体温の変動によって眠くなるため、冷え性の状態が続くと睡眠不足になってしまうのです。
自宅で簡単!冷え性改善方法
辛い冷え性に悩んでいる方に必見♪自宅で簡単に冷え性を改善しましょう!
①湯船に浸かる
身体を芯から温めるには、湯船にしっかり浸かることが大切です。冷え性の方には半身浴はNGです。全身に湯船を浸かるようにしましょう。少しぬるめのお湯(38~40℃)に10~15分浸かりましょう。それより熱いお湯に浸かってしまうと一時的には、身体は温まりますが、後で体温が下がり過ぎてしまい、湯冷めしや睡眠の妨げになります。
②しょうが湯を飲む
身体を温める代表的な飲み物として「しょうが湯」は血流改善、新陳代謝改善に効果が期待できます。
《材料》
・お湯(200cc程度)
・生姜(チューブタイプでもOK)
すり下ろした生姜を大さじ1杯(残りは冷凍しておきましょう。)
・ハチミツ(大さじ1杯)
ハチミツを入れることで睡眠の質を高め、脂肪燃焼効果もありますよ!
③ふくらはぎのストレッチ
自宅で空いた時間に簡単にできるストレッチです。出先でもできるストレッチなので忙しい方にもおすすめ!ふくらはぎの筋肉を増やすことで新陳代謝の促進につながります。
①姿勢をまっすぐ立つ。
②ふくらはぎの筋肉を意識してつま先立ちの状態で5秒キープする。
③かかとを床につけ、少し休む。
これを10~15回繰り返します。
④寝る前に簡単!エクササイズ
両足を真上に向けて動かすことで血液の流れを促進させることができます。
①仰向きになり、両足をまっすぐにして天井に向かってゆっくり伸ばす。
②上体はリラックスした状態で足の指をグー、パーを10回行う。ゆっくり動かすことを意識しましょう。