ヘイリー・ビーバー(左)、ケンダル・ジェンナー
ヘイリー・ビーバー、ケンダル・ジェンナー、ベラ・ハディッドといった、いわゆるZ世代のセレブの間では現在、「ノーパンツ」スタイルが最旬トレンドのようだ。
そもそも、「ノーパン」トレンドとはどんなものなのか。米USA TODAYは、「ノーパンツ」とはランジェリーにインスパイアされた服のことだと説明。タイツをパンツ(ズボン)として履いたり、メンズブリーフのみを着用したり、水着のような太ももがあらわになったボディスーツを服として着たりと、「ノーパン」スタイルにも色々種類があるようだ。
また、同サイトはこのようなスタイルがここまで流行ったのには、ファッションウィークと人気モデルのおかげとも記している。なんでも、ボッテガ・ヴェネタやミュウミュウ、バーバリーなどのデザイナーが、様々な「ノーパン」ルックを紹介したのだという。
これに反応したのが、先ほども言及したヘイリー・ビーバー、ケンダル・ジェンナー、ベラ・ハディッドら、最先端のオシャレに敏感なZ世代のセレブたちだ。ヘイリーはビックサイズのフーディーを着ることで「ノーパンツ」スタイルを披露。ケンダルはタイツをパンツ代わりに、ベラはなんと男性物のボクサーパンツをボトムスとして着用している。
長年、ジャーナリストとして働くクリスティーナ・ビンクレー氏は、この「ノーパンツ」トレンドについて、「オフィスでもしやったら、悪夢のようなもの」と冗談を言いつつも、「ファッション界の基準からみれば、ひどく下品ではない」「ファッションは文化の中で広く起こっていることを表現しています。私たちはいま、ルールを破る時代の中にいるのです」とも述べている。