ケンドリック・ラマー
ピュリッツァー賞や数多くのグラミー賞受賞を誇る、米カリフォルニア州コンプトン出身の世界的ラッパー、ケンドリック・ラマーがついに、都市型音楽フェス「SUMMER SONIC 2023」に、ヘッドライナーとして出演することが決定した。芸術性と創造性に満ちた彼のステージは全音楽ファン必見だ。
「SUMMER SONIC 2023」開催日
8月19日(土)東京:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
8月20日(日)大阪:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
ケンドリック・ラマー プロフィール
1987年、米カリフォルニア州コンプトン出まれ。西海岸でも犯罪率・貧困率が高く、ギャングも多い地域で生まれ育つも周囲の仲間たちとは対照的にギャングには加入していなかったケンドリックは、高校生の頃から優等生を貫き、かつ、そのラップ・スキルで地元の有名人に。2003年頃から音楽活動を開始。2011年にはインディペンデントでデビュー・アルバムをリリースし2012年にメジャー・デビュー・アルバム「グッド・キッド、マッド・シティー」をリリース。米アルバム・チャート初登場2位を獲得した。第56回グラミー賞では主要2部門を含む7部門でノミネートされる。2015年にはセカンド・アルバム「トゥ・ピンプ・ア・バタフライ」をリリース。こちらも米アルバム・チャート初登場1位獲得する。2016年には第58回グラミー賞でアルバム「トゥ・ピンプ・ア・バタフライ」が<ベスト・ラップ・アルバム>を受賞するなど、4冠を達成。 2017年にサード・アルバム「ダム」リリースし、米アルバム・チャート初登場1位を獲得。第60回グラミー賞で主要3部門を含む7部門でノミネートされ、翌年のグラミー賞で5部門を受賞。2018年には「ダム」がピュリッツァー賞の音楽部門を受賞。ジャズやクラシック以外のジャンルが同賞を受賞する事は歴史上初となり、音楽の枠を超えて神格化される存在に。また同年マーベル・スタジオ最新作『ブラックパンサー』のインスパイア・アルバムを担当。インスパイア・アルバムを始め、第61回グラミー賞では主要3部門を含む最多8部門にノミネート。 2022年の米NFLハーフタイム・ショーではドクター・ドレー、エミネム、スヌープ・ドッグ、メアリー・J.ブライジ、50セントと並び最年少でパフォーマンスに参加。また5年のブランクをあけて最新スタジオ・アルバム「ミスター・モラル&ザ・ビッグ・ステッパーズ」をリリースし、全米1位を獲得。第65回グラミー賞では最新アルバムから主要3部門を含む計8部門にノミネートされている。これまでグラミー賞で47回のノミネートと14の受賞をしているケンドリックの第65回の受賞にも注目が集まる。