「松本さんが、極楽とんぼ2人での出演をオファーしたのはちょっと驚きでしたね。だって、極楽とんぼと吉本の関係は決して良好ではないのですから」(お笑い事務所関係者)

 2006年の不祥事で吉本を解雇となった山本は、16年に吉本に復帰している。一方、加藤浩次は19年の“闇営業騒動”後に吉本興業とエージェント契約を結ぶも、21年3月いっぱいでその契約が終了。その後は、吉本興業を離れ個人事務所を立ち上げて活動している。

「もともと極楽とんぼは、大崎洋吉本興業会長体制の吉本上層部とあまりうまくいっておらず、山本さんの復帰に10年もかかったのもその影響だとされています。だから、山本さんは復帰後も目立った活動はなく“社内干され状態”と言われているんです。そして、加藤さんについては闇営業騒動で上層部に噛み付いたことで、関係が悪化。吉本が加藤さんを切るような形での契約終了となりました」(同)

 吉本にとって歓迎されないコンビである極楽とんぼに対し、吉本の“トップ”である松本人志が出演オファーをしたのは、どんな背景があるのだろうか。