金銭面での自立や役所への届け出など、大変なこともあったけれど

熟年離婚して困ったことは金銭問題です。
子どもたち全員が学校を卒業してからだったので養育費が入らず、私が1人で金銭的に自立しないといけないことが大変でした。
歳が歳なので雇ってくれるところがなかなか見つからず、パートを掛け持ちするなどの苦労もありました。
手続きが面倒だったのは子どもの籍です。
そのまま離婚すれば除籍という扱いになってしまい、私1人の戸籍になってしまうということを友達から聞いて、役所に確認に行ったり、書類を揃えたりと色々と大変でした。
長い期間専業主婦だったので、働きにいく生活に最初はなかなか慣れず毎日クタクタになっていましたが、だんだんとその生活にも慣れていきました。
周りの方々に報告したら、「思い切ったねー」「これからの人生頑張ってね」と励まされましたが、職場には熟年離婚のことは話しにくく、結局そのままの姓で働いています。
元旦那の姓で呼ばれるのは少し苦痛ですが仕方ありませんね。

このように困難はありますが、それを超えるくらいストレスフリーなので、我慢せずに早く離婚すれば良かったと思っています。

(50代・女性)

今回は、熟年離婚のエピソードについてまとめました。金銭問題や仕事などリスクがあることは知っておくべきですね。

文・fuelle編集部