ファンデによる肌への負担が気になる…そんなあなたにお勧めしたい、ベビーパウダーを使ったノーファンデメイク。ベビーパウダーって使い方次第では、お化粧の強い味方になるのです。ファンデーションの代わりにベビーパウダーを使って、キレイな肌を手に入れましょう!

肌トラブルで困っていませんか?

原因はファンデーションの可能性も

肌の粗を隠してくれるファンデーション、ありがたいですよね。でも肌荒れが起きると、ファンデが肌に与える影響が気になってきませんか?ではファンデがなぜ肌に負担をかけるのか、その理由をおさらいしてみましょう。

ファンデが肌に悪いと言われる理由は主に2つ。毛穴の塞がりと摩擦です。カバー力の強いファンデは当然毛穴を塞ぎやすく、化粧残りにもなりやすいため、炎症をおこす原因に。またスポンジや手による摩擦も、メラニンを生成しシミとなる原因のひとつです。

ファンデ代わりにベビーパウダーを使ってキレイな肌を育てよう

ファンデを塗るとき、濃淡はありますが顔全体に塗りますよね。でも肌トラブルのないキレイな部分の肌にまで塗ると、その部分にまでトラブルが起きる原因を与えていることになります。でもいきなりノーファンデは難しいですよね。

そこで登場するのがファンデ代わりに使うベビーパウダーと、コンシーラーです。顔全体にはベビーパウダーを使うことで毛穴の塞がりが減り、またファンデを塗る時と比べて優しい力で済むので肌への摩擦もかなり軽減されます。

肌トラブルには部分的なコンシーラーで対応します。肌の炎症が収まったら、その部分のコンシーラーをやめていきましょう。そうして肌への負担を少なくすることで、きれいな肌を育てることができるのです。

ノーファンデを叶える!ベビーパウダーをファンデ代わりに使うポイントは?

ポイント1.化粧の基本・保湿はしっかり!

ベビーパウダーは粉ものです。肌が乾燥していると、きれいに肌に乗りません。空気が乾燥している冬の時期はもちろんのこと、その他の時期にも意外と肌は乾燥しやすいものです。しっかり保湿がされていないと皮脂が多く分泌される原因となりますので、化粧水やクリームで十分に保湿してからメイクを始めましょう。

なお保湿にはベビーオイルも活躍します。化粧水とベビーオイルを合わせるとより保湿効果が期待されるので、ぜひ活用してみましょう。

ポイント2.ノーファンデメイクの敵・紫外線対策も忘れずに

ほとんどのファンデーションにはUVケアが含まれています。そのためノーファンデメイクで重要なのは、しっかりと日焼け止めを塗って紫外線から肌を守ることです。500円玉大の量の日焼け止めを、むらなく塗っていきましょう。もちろん強くこすらず、優しく塗っていくことを心掛けてください。

その後、化粧下地を塗っていきます。化粧下地を塗る目的は3つ。UVケア、ベビーパウダーを肌に定着させるため、ポイントメイクの化粧崩れ防止のためです。またカラーコントロール機能のある化粧下地を使うと、くすみを軽減させることもできます。化粧下地をうまく使うことで、メイクの完成度がぐっと上がります。

ポイント3.肌トラブルは部分的にカバーしよう

シミや赤みなどの肌トラブルは、コンシーラーで部分的にカバーします。できるだけ薄く、地肌の色となじませるように使用していきます。この工程がノーファンデメイクの肝となる部分ですので、丁寧に行ってください。

ポイント4.ベビーパウダーは薄く!

次に登場するのがベビーパウダーです。ファンデ代わりにパフやブラシで塗っていきます。ここで失敗しがちなのが、パウダーファンデと同じような気持ちでベビーパウダーを塗ってしまい、顔が真っ白になることです。ベビーパウダーは思ったより少しの量で顔が白くなります。

まず手の甲に乗せて余分な粉を落としてから塗っていきましょう。またこの時使う道具はふわふわとした毛のあるタイプのパフか、フェイスパウダー用の大きなブラシです。これらを使うことで、パウダーを軽く乗せることができます。

その後、チークやアイメイクなどポイントメイクを行っていきます。ですがもしクリームタイプのハイライトやシャドー、チークを使う場合は、ベビーパウダーの前に行いましょう。そうすることでテカリを抑え、ふんわりとした印象のメイクにすることができます。

メイクでファンデ以外のベビーパウダーの使い方は?

マスカラと重ねて長いまつげに!

もう少しまつげに存在感を出したい方におすすめの使い方がこちら。まずは一度マスカラを塗った後に、綿棒で優しくベビーパウダーをのせてくと、マスカラ下地の代わりを果たしてくれます。その後もう一度マスカラを重ねましょう。マスカラのみより、しっかりとした印象の長いまつげを手にれることができます。

口紅と重ねて落ちにくく!

はっきりとした色の口紅ほど、落ちたときに目立ってしまうもの。歯についてしまっている時には目も当てられません。そんな悲惨な状況から救ってくれるのがこの方法。リップクリームをティッシュオフした口紅の上に、軽くベビーパウダーをはたきます。その上から口紅を指またはブラシで優しく塗りましょう。

これで落ちにくくなるうえに、発色もよくなります。マットな印象になるので、艶が欲しい時はリップグロスを重ねると素敵なリップの出来上がり。

フェイスパウダー兼アイメイクの滲み防止に!

化粧崩れを抑えるフェイスパウダーの役割も果たしてくれるベビーパウダーですが、特に意識して使いたいのが下瞼。目の際に薄くベビーパウダーを塗ると、皮脂を抑えてアイラインやマスカラが滲むのを防いでくれます。アイシャドウでも同じ使い方ができますが、こちらは色がつかないのでナチュラルメイクにおすすめです。

以上、メイクでのベビーパウダーの使い方でした。