沈没したのは別の船だと語る動画
「沈没したのはタイタニック号ではない」と主張する動画が話題となっている。
このたびMia(ミア)という女性がTikTokに投稿したのは、「沈められたのはタイタニック号ではなく、オリンピック号である」と説明する動画だ。
すでに1100万回以上再生されているこの動画の中でミアは、「私は子供のころからタイタニックに興味があって、タイタニック号に関するあらゆることを調べてきたの」と切り出すと、「何時間も何時間もドキュメンタリーを見続けた。でも、この説明を聞いたとき、すべてに納得がいった」と続けた。
そして「(船会社の)ホワイト・スター・ライン社は3隻(せき)の姉妹船を持っていた。タイタニック号、オリンピック号、そしてブリタニック号。その中で最初に沈んだのがブリタニック号だった。戦艦だから水中で地雷に撃たれたとされているけれど、実際はドイツの魚雷に当たったの」と述べたミアは、「それから、オリンピック号とタイタニック号が残る。2つとも、よく似ているわよね。オリンピック号はしばらく海に出されていた。引退が近づいてることも、社内ではよく知られていたの。でもタイタニックを作るのにお金がかかりすぎて、オリンピック号の修理にまわせなかった。だから代わりにオリンピック号を出航させて沈没させ、保険金を請求した後、タイタニック号をオリンピック号として廃棄処分にしよう、という考えにいたった」と話を展開した。
ミアによると、タイタニックの内部構造について知っている人物はごく一部であったことから、すり替わっていたとしてもわからなかったはずだという。
さらにミアは沈没事故当日、タイタニック号に「乗らない」決断をした人物として、ホワイト・スター・ライン社のオーナーだったJ・P・モルガンや、チョコレートで有名なミルトン・ハーシー氏ら経済界の大物の名をあげている。
この動画が公開されると、ユーザーからは「タイタニック号の沈没事故にそんな陰謀が隠されていたなんて」「計画的だったんじゃないか。タイタニック号にJ・P・モルガンのビジネスのライバルがたくさん乗っていたとか」など、肯定的なコメントが寄せられている。