「サマソニ」のヘッドライナーを務めるブラー
昨年再始動を発表し大きな話題となったイギリスを代表するロックバンド「ブラー」が、都市型音楽フェス「SUMMER SONIC 2023」1組目のヘッドライナーに決定した。なお、ブラーのサマソニへの出演は2003年以来、実に20年ぶりとなる。
「SUMMER SONIC 2023」開催日
8月19日(土)東京:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
8月20日(日)大阪:舞洲SONIC PARK(舞洲スポーツアイランド)
BLUR プロフィール
1989年、Food/EMIレコードとサイン契約を交わし、1991年に「レジャー」でデビューを飾る。そのアート・パンクで奇抜な、ポップでシャレたバンドの存在で、一気にその存在が世界に知れ渡ることとなったのだが、アルバム「モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ」(1993年)でブリット・ロックのクールさを世界中に認識させ、「パークライフ」(1994年)で世界を巻き込むブリット・ポップ/UKロックの旗手としてシーンを牽引する存在へと成長していく。この作品で全英チャート1位を記録した彼らは、ブリット・ポップの音域に磨きをかけた「ザ・グレート・エスケープ」(1995年)、ノイジーなインディ・ギター・ロックをかき鳴らす「ブラー」(1997年)、ウィリアム・オービットが参加し、オーガニックなポップと最新技術を組み合わせたラディカルで実験的な「13」(1999年)、そしてグレアムがバンドを脱退し、3ピース・バンドとして発売した「シンク・タンク」(2003年)まで、実に5作連続で全英1位を記録するという快挙を成しとげた。 2009年の再結成以降も世界各国のフェスティバルへのヘッドライン出演や、デビュー21周年を記念するボックス・セット「ブラー21」の発売、またキャリアの全てを網羅(もうら)したドキュメンタリー映画『ノー・ディスタンス・レフト・トゥ・ラン』の公開、2012年にはハイド・パークでソールド・アウト公演を行い、ロンドン・オリンピックの閉会式に参加するなど、そのすさまじい存在感をシーンに見せ続けている。 2014年には、約10年ぶりとなる来日公演が行われ、即日ソールド・アウト。その後「ザ・マジック・ウィップ」(2015年)を発売してロンドンのハイド・パークで公演を行った。 そしてバンドは再び「SUMMER SONIC 2023」で約9年ぶりに日本へ戻ってくる。