チャールズ3世新国王 Photo: James Veysey/Shutterstock
イギリス王室チャールズ国王の戴冠式のスケジュールが少しずつ明らかになっている。
昨年9月8日、母であるエリザベス女王2世が死去したことにより即位したイギリスのチャールズ国王。正式に国王に即位するため、9カ月後の今年5月6日(土)に式典が執り行われる。これにともない、妻のカミラ王妃も正式に「王妃」としての称号を受けることになる。
1月21日(土)、イギリス王室は、5月6日(土)に行われる戴冠式当日と、その後2日間のスケジュールを発表。この3日間、イギリス国内は祝福ムードにつつまれ、世界的スターによるコンサートも予定されているという。
発表された3日間のスケジュールは以下の通り。
5月6日(土)
チャールズ国王とカミラ王妃の戴冠式はこの日の午前中、ウェストミンスター寺院にてカンタベリー大主教によって執り行われる。
この式典は、バッキンガム宮殿からウェストミンスター寺院までの行進でスタート。戴冠式終了後は、ウィリアム皇太子一家らロイヤルファミリーとともにバッキンガム宮殿まで行進する。
宮殿到着後はロイヤルファミリーがバルコニーに登場し、国民にあいさつするという。
5月7日(日)
この日は戴冠を記念する大規模な祝賀コンサートが開催される。
出演者の顔ぶれは現時点ではまだ明らかになってないが、「世界的な音楽のアイコンと現代のスターたち」がオーケストラとダンサーをともなって参加するとされている。
またこの日は国全体で食事を楽しむ「ビッグランチ」の日。
国内のすべてのコミュニティが通りにテーブルを出してパーティを開催。家族だけでなく近所の住民も一緒になってランチやティータイムを楽しむ。
5月8日(月)
最終日となるこの日は「ビッグ・ヘルプ・アウト」の日として、国全体でチャリティ活動を推奨。
「ボランティア活動がイギリス全土のコミュニティに与えるポジティブな影響に光を当てる」日だとされている。
なお、回顧録出版で物議をかもしている国王の次男ヘンリー王子の出席は現時点では明らかになっていない。