エミリア・クラーク Photo: Casey Flanigan/imageSPACE/Shutterstockエミリア・クラーク Photo: Casey Flanigan/imageSPACE/Shutterstock

“ドラゴンの母”が、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」について語っている。

このたび、「Entertainment Weekly」が報じたところによると、米HBOチャンネルで放送された人気ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にて、主人公「ドラゴンの母」ことデナーリス・ターガリエンを演じた女優エミリア・クラークは、その前日譚として昨年公開されたドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」を「積極的に見ないようにしている」と語っているという。

先日、サンダンス国際映画祭に出席したエミリア・クラークは、「Variety」誌の取材に対し、前日譚について「すごく奇妙な感じがする」と率直な思いを明かすと、「前日譚が作られたのは幸せなことだと思うし、賞を受賞したのもとてもうれしい。関わった人たちはみんなそうでしょうね」と続けた。

「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は「ゲーム・オブ・スローンズ」の200年前が舞台。2023年の「第80回ゴールデン・グローブ賞」では最優秀ドラマシリーズ賞を受賞するなど、高く評価されている。

そしてエミリアは、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の制作者の1人であるミゲル・サポチニクの功績をたたえた上で、同作を積極的に見ようとしない理由を明かした。

「彼(ミゲル・スポチニク)のことは大好きよ。彼は輝かしくて、本当にすばらしい」と切り出したエミリアは、「でも、どうしても見れないの。とにかく奇妙で、違和感があるの。まるで、『自分の年じゃないのに、あの同窓会に参加したいの?本当に?』ってたずねられているような感覚で。自分からは避けているの」と告白した。

そんな「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、すでにシーズン2の製作が決定している。